ソフトウェア使用の場合

注意


  • ブレーキの解除は、基本的に1関節ずつ行ってください。やむを得ず複数の関節を同時に解除させる場合は、十分注意して行ってください。複数の関節を同時に解除させると、アームが予期しない方向に倒れ、手指の挟み込みやマニピュレーターの破損や故障を引き起こす可能性があります。
  • ブレーキを解除すると、アームが自重落下したり、思わぬ方向へ動作する場合があります。必ずアームに落下防止の処置を施し、周囲の安全を確認してから、作業してください。
  • ブレーキを解除するときは、必ず非常停止スイッチを手元に置いた状態で行ってください。非常停止スイッチが手元にないと、誤操作によるアーム落下を緊急に止めることができず、マニピュレーターの破損や故障を引き起こす可能性があります。


非常停止スイッチを解除した後、[コマンドウィンドウ]で、次の命令を実行します。

>Reset
>Brake Off,[ブレーキを解除するアーム (1~6)]

再度ブレーキをかけるときは次の命令を実行します。

>Brake On,[ブレーキをかけるアーム (1~6)]