開梱から設置
開梱から設置に関する注意
マニピュレーター、および関連機器の運搬と設置は、当社、および販売元が行っている、導入トレーニングを受けた方が行ってください。また、必ず各国の法規と法令にしたがってください。
警告
- 玉掛け, クレーン作業, フォークリフトの運転など運搬作業は、有資格作業者により、行ってください。無資格作業者による作業は、非常に危険で重傷や重大な損害の可能性があります。
注意
マニピュレーターは、納入された状態のまま、台車などで運搬してください。
搬送用パレットに固定されているマニピュレーターは、固定ボルトをはずすと倒れます。マニピュレーターで手や足をはさまないように十分注意してください。
マニピュレーターの運搬は、運搬具に固定するか、アーム1の下やベース下面に手をかけて、2人以上で行ってください。ダクトには、手をかけないでください。ケーブルの断線、ダクトの破損の可能性があります。
ベース下面に手をかける場合は、手指をはさまないように十分注意してください。
GX1-C*** : 約8 kg:18 lb(ポンド)
長距離を運搬するときは、運搬具に直接マニピュレーターを固定し、倒れないようにしてください。また、必要に応じて納入時と同等の梱包にして運搬してください。
注意
- 周辺の建物, 構造物, 機器などと干渉しないようにマニピュレーターを配置してください。周辺機器と衝突したり、人体を挟み込むおそれがあります。
- 架台の剛性によっては、マニピュレーター動作時に共振 (共振音や微振動)が発生する場合があります。共振が発生する場合には、架台の剛性をあげるか、マニピュレーターの速度、または加減速度を変更してください。
標準仕様のマニピュレーター設置方法について説明しています。
クリーン&ESD仕様のマニピュレーターの場合は、以下を参照してください。
- クリーン&ESD仕様
標準仕様
注意
架台取付仕様の設置や移設作業は、必ず2人以上で行ってください。マニピュレーター質量は、以下のとおりです。マニピュレーターの落下による損害や、手や足などの挟み込みに十分注意してください。
GX1-C***: 約8 kg:18 lb(ポンド)
アームを伸ばした状態で梱包箱からマニピュレーターを取り出します。
キーポイント
マニピュレーターは固定されていません。梱包箱から取り出すときは、倒れ込みに注意してください。
また、自重により関節が回転する可能性があります。手や指の挟み込みに十分注意してください。
ベースを架台に固定します。
ボルト (4-M6×25) +スプリングワッシャー+平ワッシャー
締付けトルク: 13 N·m (133 kgf·cm)キーポイント
ボルトは、強度がISO898-1 property class 10.9 または 12.9相当のものを使用してください。
記号 説明 a 4×M6×25 b スプリングワッシャー c 平ワッシャー d 4×M6 ねじ穴
(深さ15 mm以上)
e 10 mm
クリーン&ESD仕様
クリーンルーム前室などで開梱します。
マニピュレーターが倒れないよう、マニピュレーターを運搬具 (またはパレット)にボルトで固定します。
マニピュレーター表面を、エチルアルコール、または純水を含ませた不織布などで拭きます。
クリーンルームに搬入します。
標準仕様の手順を参照し、マニピュレーターを設置します。
排気ポートに排気チューブを接続します。
マニピュレーターがクリーン&ESD仕様の場合は、排気の接続が必要です。排気については、以下に記載しています。
Appendix A: 仕様表
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