CP動作時のACCELSの設定

マニピュレーターにCP動作をさせる場合は、先端負荷やZ軸高さによって、適切にSPELプログラム内でACCELSの設定を行ってください。

キーポイント


適切にACCELSの設定を行わないと、以下のトラブルが起こる可能性があります。

  • ボールねじスプラインの寿命低下、および破損

Z軸高さによって、以下のようにACCELSを設定してください。

Z軸高さと先端負荷によるACCELSの設定値

Z軸高さ (mm) 先端負荷
4 kg以下 6 kg以下 8 kg以下
0 > Z ≥ - 100 25000以下 25000以下 23500以下
- 100 > Z ≥ - 200 23000以下 16000以下
- 200 > Z ≥ - 330 16000以下 11500以下

記号 説明
a Z軸高さ0(原点位置)

また、誤った数値を設定した状態でCP動作を行った場合は、以下を確認してください。

  • ボールねじスプラインにシャフトの変形や曲がりがないこと