CP動作時のACCELSの設定

マニピュレーターにCP動作をさせる場合は、先端負荷やZ軸高さによって、適切にSPELプログラム内でACCELSの設定を行ってください。

キーポイント


適切にACCELSの設定を行わないと、以下のトラブルが起こる可能性があります。

  • ボールねじスプラインの寿命低下、および破損

Z軸高さによって、以下のようにACCELSを設定してください。

Z軸高さと先端負荷によるACCELSの設定値

GX10-B/GX10-C

Z軸高さ (mm) 先端負荷
5 kg以下 10 kg以下
0 > Z ≥ - 100 25000以下 18000以下
-100 > Z ≥ - 200 11000以下
- 200 > Z ≥ - 300 15000以下 7500以下
- 300 > Z ≥ - 420 11000以下 5500以下

GX20-B/GX20-C

Z軸高さ (mm) 先端負荷
5 kg以下 10 kg以下 15 kg以下 20 kg以下
0 > Z ≥ - 100 25000以下 18000以下 12000以下 9000以下
- 100 > Z ≥ - 200 11000以下 7000以下 5500以下
- 200 > Z ≥ - 300 15000以下 7500以下 5000以下 3500以下
- 300 > Z ≥ - 420 11000以下 5500以下 3500以下 2500以下

記号 説明
a Z軸高さ0(原点位置)

また、誤った数値を設定した状態でCP動作を行った場合は、以下を確認してください。

  • ボールねじスプラインにシャフトの変形や曲がりがないこと