点検

点検スケジュール

点検項目は、日常、1ヶ月, 3ヶ月, 6ヶ月, 12ヶ月の5段階に分かれ、段階ごとに項目が追加されます。ただし、1ヶ月で250時間以上通電、稼動している場合は250時間, 750時間, 1,500時間, 3,000時間ごとに点検項目を追加してください。

点検項目
日常点検 1ヶ月点検 3ヶ月点検 6ヶ月点検 12ヶ月点検 オーバーホール*
1ヶ月点検(250時間) 毎日行ってください
2ヶ月(500時間)
3ヶ月(750時間)
4ヶ月(1,000時間)
5ヶ月(1,250時間)
6ヶ月(1,500時間)
7ヶ月(1,750時間)
8ヶ月(2,000時間)
9ヶ月(2,250時間)
10ヶ月(2,500時間)
11ヶ月(2,750時間)
12ヶ月(3,000時間)
13ヶ月(3,250時間)
: : : : : : :
20,000時間

* オーバーホール (部品交換)

キーポイント


オーバーホール(部品交換)は、稼働時間20,000時間に到達する時期を目安としてください。(1日の稼働時間を8時間、1ヶ月の稼働時間を250時間と想定した場合、80ヶ月を経過した時点が目安となります。)

点検内容

点検項目

点検項目 点検位置 日常点検 1ヶ月点検 3ヶ月点検 6ヶ月点検 12ヶ月点検
ボルトのゆるみ ガタツキを確認 ハンド取付ボルト
マニピュレーターの設置ボルト
コネクターのゆるみを確認

マニピュレーター側外部

(コネクタープレート他)

キズの点検

付着したゴミなど清掃

マニピュレーター全体
外部ケーブル
変形や位置ずれの修正 安全防護柵など
ブレーキの作動確認 第3関節および第4関節
動作異常音、異常振動の有無確認 全体

点検方法

点検項目 点検方法
ボルトのゆるみやガタツキを確認

六角レンチなどを用いて、ハンドの取付ボルトやマニピュレーターの設置ボルトがゆるんでいないかを確認してください。

ボルトがゆるんでいる場合は、以下を参照し、適正トルクになるよう増し締めしてください。

六角穴付ボルトの締結

コネクターのゆるみを確認

コネクターがゆるんでいないかを、確認してください。

コネクターがゆるんでいる場合は、コネクターが外れないよう取りつけ直してください。

キズの点検

付着したゴミなど清掃

マニピュレーターの外観を確認し、ゴミなどが付着している場合は清掃してください。

ケーブルの外観を確認し、キズがある場合は、断線していないか確認してください。

変形、位置ずれの修正

安全防護柵などの位置がずれていないかを、確認してください。

ずれている場合は、元の位置に修正してください。

ブレーキの作動確認

MOTOR OFF状態で、シャフトの落下が無いかを確認してください。

MOTOR OFF、かつブレーキ解除していない状態で、シャフトが落下した場合、販売元までご連絡ください。また、ブレーキ解除の操作をしたにも関わらず、ブレーキが解放されなかった場合も、ご連絡ください。

動作異常音、異常振動の有無確認

動作時の、音や振動に異常がないか確認してください。

異常を感じた場合、販売元までご連絡ください。