コントローラー設定バックアップ機能を使用する前に
注意事項
注意
コントローラーの状態に関わらず、コントローラー起動後は、コントローラー設定バックアップ機能を、いつでも実行できます。
ただし、この機能の実行中は、コンソールからの操作は、中断や一時停止を含めて受けつけられません。
また、この機能は、ロボットのサイクルタイムや、Epson RC+ との通信に影響をあたえます。特に、必要のない場合、ロボット稼動中にコントローラー設定バックアップ機能は実行しないでください。
- メモリーポートは、物理的には汎用のUSBポートですが、USBメモリー以外のUSB機器は、絶対に接続しないでください。
- USBメモリーは、直接コントローラーのメモリーポートへ挿し込んでください。コントローラーと、USBメモリーの間にケーブルやハブがある場合の動作は、保証しません。
- メモリーポートにブータブルUSBが挿入されている場合は、コントローラーは起動しません。非ブータブルUSBを使用してください。
- USBメモリーの挿し込み、抜き取りは、ゆっくり確実に行ってください。
- 保存されたファイルをエディターなどで変更しないでください。コントローラーへデータをリストアした場合のロボットシステムの動作が保証されません。
使用可能なUSBメモリー
以下の条件を満たすUSBメモリーを使用してください。
- USB2.0対応品
- セキュリティー機能がないもの
* パスワード入力が必要なメモリーは使用できません。 - Windows 8, Windows 10, Windows 11において、ドライバーやソフトウェアをインストールしなくても使用可能なもの
(Epson RC+が対応しているOSは、"Epson RC+ ユーザーズガイド"を参照してください。) - FAT32フォーマット
- MBR形式
* Microsoftの「メディア作成ツール」を使用すると、USBメモリーはGPT形式になるため、MBR形式に変換が必要です。