DiffPoint関数
指定された2つのポイントの差分を返します。
書式
DiffPoint (ポイントデータ1, ポイントデータ2)
パラメーター
- ポイントデータ1
- 1つ目のポイントデータを指定します。
- ポイントデータ2
- 2つ目のポイントデータを指定します。
戻り値
ポイントデータ1から見たポイントデータ2の位置姿勢をポイントデータとして返します。
解説
ポイントデータ1を原点とした座標系における、ポイントデータ2の位置姿勢をポイントデータとして返します。返されるポイントデータのローカル番号や、Handなどのフラグ情報はデフォルト値を返します。
2つのポイントデータについて、いずれかのポイントデータで、未定義の値がある場合、"0"として計算されます。
例えば、Point1を"XY (10,0,0,0,0,0): ST (10, 10)"として、Point2 を"XY (10,0,0,0,0,0)"と指定した場合、Point2では、SおよびTの値が定義されず、Point1では定義されるため、Point2のSおよびTの値を、 "0"として計算した値を返します。
注意
使用可能なコントローラーについて
T/VTシリーズでは使用できません。
DiffPoint関数使用例
'ポイントP1から見たP2の位置姿勢を表示します。
Print DiffPoint(P1, P2)
'現在位置(Here)から見たP1の位置姿勢を表示します。
Print DiffPoint(Here, P1)