Appendix C: レンズに関する各種概算式

WDがおおむね200mmを超える場合、
被写体までの距離: L [mm]
焦点距離: f [mm]

視野(高さ)の概算式
H = L × CCD縦寸法 / f

  • CCD縦寸法 = ピクセルサイズ × ピクセル数
  • ピクセルサイズは、各カメラの仕様表を参照してください。

WDがおおむね200mm以下の場合、

被写体までの距離: L
焦点距離: f
焦点から撮像素子までの距離: l
仮想レンズから撮像素子(CCD/CMOS)までの距離: (f+l)

ヒント
上図の「被写体までの距離L」とワークディスタンスWDは異なります。
「被写体までの距離L」は「仮想レンズ位置」からの距離で、ワークディスタンスWDは「レンズ端」から被写体までの距離になります。
従いまして上図のL, (f+l) とWDとの関係は以下のようになります。
L + (f + l) = WD + レンズ長 + 17.526mm

仮想レンズから撮像素子(CCD/CMOS)までの距離(f + l)
(f + l) = (L × f) / (L - f)

エクステンションチューブ(t)を入れた場合のL
L = f × ((f + l) + t) / (((f + l) + t) - f)

視野(高さ)の概算式
H = L × CCD縦寸法 / (f + l)

  • CCD縦寸法 = ピクセルサイズ × ピクセル数
  • ピクセルサイズは、各カメラの仕様表を参照してください。