ImageBuffer1File プロパティー
適用
ビジョンオブジェクト: ImageOp
解説
SubtractAbsオペレーションを実施する時の1つ目の画像ファイルを設定、または返します。
用法
VGet Sequence.Object.ImageBuffer1File, var
VSet Sequence.Object.ImageBuffer1File, value
- Sequence
- シーケンス名かシーケンス名を示す文字列変数
- Object
- オブジェクト名かオブジェクト名を示す文字列変数。オブジェクトは指定されたシーケンスに存在していなければなりません。
- var
- プロパティーの値を示す文字列変数
- value
- プロパティーの新しい値を示す文字列または式
値
画像ファイルのパスを示す文字列
デフォルト: "None"
詳細説明
SaveImageプロパティーまたはVSaveImageによってディスクに保存された画像ファイルをSubtractAbsオペレーションで使用することができます。ImageBuffer1を"File"に設定すると、ImageBuffer1Fileプロパティーが利用できます。
画像ファイルはコンパクトビジョンのプロジェクトサブフォルダに保存され、プロジェクト内のすべてのシーケンスで共有できます。同じプロジェクト内の複数のシーケンスで、同じファイルまたは異なるファイルを使用できます。異なるパスから同じ名前のファイルを使用することはできません。必要に応じて一意のファイル名を使用してください。コンパクトビジョンに接続されたUSBメモリーに保存されている画像ファイルを使用することもできます。
Vision Guideウィンドウで値を"None"に設定するには、ImageBuffer1Fileプロパティーを選択し、[Del]キーを押してください。
コンパクトビジョンのUSBメモリー内のファイルを指定する場合、"CVUSB"を先頭に記述します。
コンパクトビジョンでは、ASCII文字のファイル名のみ使用できます。
ビットマップファイルの対応フォーマット:
(次のすべての条件を満たしている必要があります。)
- 非圧縮Windows Bitmap
- ビット深度: 8, 24, 32 (RGB888)のいずれか
以下のフォーマットには対応していません。
- OS/2形式
- 圧縮されているもの
- ビット深度: 1, 4
参照
ImageOpオブジェクト, ImageBuffer1 プロパティー, SaveImage プロパティー