ImageFileScale プロパティー

適用
ビジョンシーケンス

解説
ImageFileプロパティーで指定した画像の倍率を設定します。

用法

VGet  Sequence.Object.ImageFileScale, var
VSet  Sequence.Object.ImageFileScale, value
Sequence
シーケンス名を示す文字列変数
Object
オブジェクト名またはオブジェクト名を示す文字列変数。オブジェクトは指定されたシーケンスに存在していなければなりません。
var
プロパティーの値を示す実数変数
value
プロパティーの新しい値を示す実数または式


画像の倍率を指定する実数値

デフォルト: 0

詳細説明
デフォルト(ImageFileScale = 0)では、画像ファイルの倍率はImageSizeに合わせて自動的に調整されます。ImageFileScaleを設定して倍率を指定します。例えば、ImageFileScaleが「1」に設定されている場合、ファイルの画像の倍率は1倍に調整されます(変更なし)。ImageFileScale が「2」に設定されている場合は画像が2倍の大きさに、というように調整されます。画像の倍率は左上隅を中心にして調整されるため、ImageSizeの範囲外となる部分の画像はトリミングされます。倍率が調整された画像がImageSizeよりも小さくなる場合、取得された画像の残りの部分が黒塗りされます。

参照
ImageFile プロパティー, ImageSize プロパティー