X1 プロパティー

適用
ビジョンオブジェクト: Edge、Line、LineInspector

解説
始点の位置が(X1,Y1)の座標組み合わせで定義されるオブジェクトの、X1座標位置を定義します。

用法

VGet  Sequence.Object.X1, var
VSet  Sequence.Object.X1, value
Sequence
シーケンス名かシーケンス名を示す文字列変数
Object
オブジェクト名かオブジェクト名を示す文字列変数。オブジェクトは指定されたシーケンスに存在していなければなりません。
var
プロパティーの値を示す実数変数
value
プロパティーの新しい値を示す実数または式


最小値: 0

最大値: カメラの最大X解像度 - 1

詳細説明
Line、LineInspectorオブジェクト:

X1プロパティーは、Lineオブジェクトの始点の水平方向の位置を指定します。このプロパティーは、デフォルトでは、新たに作成されたLineオブジェクトが最初にドロップされた位置の始点のX座標位置に設定されています。しかし、もしLineオブジェクトが同一のシーケンス内の他のオブジェクトに関連づけられている場合(例えば、StartPointTypeプロパティーが「0 - Screen」ではなく、他のビジョンオブジェクトに設定されている場合)には、LineオブジェクトのX1プロパティーは自動的に、関連するプロパティーに合わせて変更されます。

StartPointTypeプロパティーが「0 - Screen」に設定されている場合には、そのオブジェクトを移動させる方法は2とおりあります。

  • Lineオブジェクトのラベルをクリックし、オブジェクトを移動したい位置までドラッグします。
  • X1、Y1、X2、Y2の座標を変更します。

Edgeオブジェクト:

X1プロパティーは、Edgeオブジェクトの始点の水平方向の位置を定義します。

参照
Edgeオブジェクト, Lineオブジェクト, LineInspectorオブジェクト, StartPointObject プロパティー, StartPointType プロパティー, X2 プロパティー, Y1 プロパティー, Y2 プロパティー