CP動作時のACCELSの設定

マニピュレーターにCP動作をさせる場合は、先端負荷やZ軸高さによって、適切にSPELプログラムでACCELSの設定を行ってください。

キーポイント


適切にACCELSの設定を行わないと、以下のトラブルが起こる可能性があります。

  • ボールねじスプラインの寿命低下、および破損

Z軸高さによって、以下のようにACCELSを設定してください。

Z軸高さと先端負荷によるACCELSの設定値

Z軸高さ(mm) 先端負荷
3 kg以下 4 kg以下
- 0 > Z ≥ - 50 25000以下 25000以下
- 50 > Z ≥ - 100 25000以下
- 100 > Z ≥ - 150 21500以下

記号 説明
a Z軸高さ 0 (原点位置)

また、誤った数値を設定した状態でCP動作を行った場合は、以下を確認してください。

  • ボールねじスプラインにシャフトの変形や曲がりがないこと