ボールねじスプラインの強度について

ボールねじスプラインに許容曲げ荷重以上の負荷がかかると、軸の変形や折損により正常に動作しなくなる可能性があります。

ボールねじスプラインに、許容値を超えた荷重がかかった場合は、ボールねじスプラインユニットの交換が必要になります。

許容荷重は、荷重がかかる距離によって異なります。以下を参考に計算してください。

記号 説明
a スプラインナット端部

許容曲げモーメント

  • LA3-A: M=13,000 N∙mm

  • LA6-A: M=27,000 N∙mm

発生モーメント

M=F·L=100·100=10,000 N·mm

計算例:

スプラインナット端部より100 mmの位置に100 N (10.2kgf)の荷重がかかる場合