CP動作時のACCELSの設定

マニピュレーターにCP動作をさせる場合は、先端負荷やZ軸高さによって、適切にSPELプログラムでACCELSの設定を行ってください。

キーポイント


適切にACCELSの設定を行わないと、以下のトラブルが発生する可能性があります。

  • ボールねじスプラインの寿命低下、および破損
  • エラー停止 (エラーコード: 4002)

Z軸高さによって、以下のようにACCELSを設定してください。

Z軸高さと先端負荷による最大ACCELSの補正値

  • LA3-A
Z軸高さ (mm) 先端負荷
3 kg以下
0>=Z >= - 150 25,000以下
  • LA6-A
Z軸高さ (mm) 先端負荷
4 kg以下 6 kg以下
0>=Z >= - 150 25,000以下 25,000以下
- 150 > Z >= - 200 23,000以下

記号 説明
a Z軸高さ 0 (原点位置)

また、誤った数値を設定した状態でCP動作を行った場合は、以下を確認してください。

  • ボールねじスプラインにシャフトの変形や曲がりがないこと