Appendix A-3: I/Oノードの仕様
I/Oノードは実機コントローラーと仮想コントローラーで仕様が異なります。主な差異は以下のとおりです。
| 実機コントローラー | 仮想コントローラー | |
| AccessLevel | Input Port: CurrentReadOutput Port: CurrentRead | Input Port: CurrentRead,CurrentWriteOutput Port: CurrentRead |
| アドレススペース | bit または byteのどちらか一方のみのI/Oノード | Epson RC+のI/Oモニターに表示される全てのデータ型のI/Oノード |
仮想コントローラーにおけるI/Oノードは、より小さなデータサイズのノードを子ノードとする階層構造になっています。I/Oノードのアドレススペースの例を以下に示します。
ObjectType 説明
仮想コントローラーではWord型のI/Oデータにも対応しています。
Variable[IOWordIdentifier]
[IOWordIdentifier]は、[IOByteIdentifier]、[IOBitIdentifier]と同様、I/Oポートが複数のI/O信号を含むことを示しており、I/O信号のwordごとに本Variableノードが存在します。Valueの値を2進数のビット列に変換した際に、1になっているビットの番号(0~)のポートがI/O信号のON、0になっているポートがI/O信号のOFFを意味しています。