用語の定義

用語について説明します。

ハードウェア

用語 説明
フィーダー バラ積みの部品を振動により分離し、ロボットで搬送しやすくする機器です。
プラットフォーム フィーダーの構成部品で、パーツの受け皿部分です。
パーツ ロボットで取り扱う部品です。お客様が用意してください。
追加給材 フィーダー上のパーツが常に最適数になるように、ホッパーからフィーダー上にパーツを追加する給材方式です。
取切り給材 フィーダー上の全てのパーツを取りきってから、ホッパーからフィーダー上にパーツを投入する給材方式です。
全面ピック フィーダー上に分散したパーツのうち、ピック可能なものすべてを対象にしてピックを行います。
部分ピック フィーダー上に分散したパーツのうち、特定の領域にあるものを対象にしてピックを行います。Part Feedingオプションでは、フィーダー上に定義された4つの領域を選択し、そこからピックすることができます。
カスタム照明 お客様が準備する照明です。フィーダーのバックライトでは識別できない部品や、部品の姿勢(表裏など)を識別したい場合に使用します。
ホッパー フィーダーのプラットフォームにパーツを供給する装置です。
パージ フィーダーに残ったパーツを排出することを指します。
パージゲート

フィーダー上に残ったパーツを排出するための開閉扉です。

フィーダーと接続し、コマンドで開閉を制御できます。

多品種少量生産でのパーツ品種切りかえや、不良パーツの排出に利用できます。

フィーダーキャリブレーション フィーダー上でパーツが適切に動くように、フィーダーのパラメーターを調整する作業です。
マルチフィーダー 1つのコントローラーに、フィーダーを複数台接続する構成です。 本オプションでは、最大4台のフィーダーをサポートします。
マルチパーツ 1つのフィーダーに、複数種類のパーツを入れて同時に処理する構成です。本オプションでは、最大32個 のパーツをサポートします。

ソフトウェア

用語 説明
ピック フィーダー上のパーツをロボットで把持することです。
プレース ロボットが把持したパーツを、所定の場所へ投下したり、置いたりすることです。
Part Feedingプロセス Part Feedingオプションに内蔵された、ビジョンの動作やフィーダーの動作を自動化し、ロボット動作を呼び出す自動プロセスです。
コールバック関数 Part Feedeingプロセスが、所定の条件で呼び出すSPEL+関数です。関数の内容はお客様が記述します。お客様の装置に固有の処理(例: ロボットによるパーツのピック、プレース)を記述します。
パーツ座標キュー フィーダー上にあるパーツの座標を取得するために使用します。座標はローカル座標で扱われます。
UPM

Unit per minute

1分間あたりロボットが処理するパーツ数です。

アクティブパーツ マルチパーツ動作時に主体となるパーツです。このパーツのフィーダー動作パラメーターが使用されます。