ケーブル接続

接続例

[ a ] AC電源
コントローラーにAC 200 V系電源を供給するコネクターです。

[ b ] M/Cパワー
ケーブルのコントローラー側には、コネクターがついています。
マニピュレーター、コントローラーのM/C POWERコネクターに接続します。コントローラーのコネクターは、「カチッ」と音がするまで挿し込んでください。

[ c ] M/Cシグナル
ケーブルのコントローラー側には、コネクターがついています。
マニピュレーターとコントローラーのM/C SIGNALコネクターにそれぞれ接続します。

[ d ] 非常停止入力コネクター
非常停止スイッチを接続します。
安全のため必ず、非常停止入力コネクターか安全I/Oコネクターに、適切なスイッチを接続して使用してください。
以下を参照してください。
非常停止入力コネクター
安全I/Oコネクター

[ e ] 開発用PCポート
開発用PCを接続します。
以下を参照してください。
開発用PC接続専用USBポート

[ f ] USBメモリー
USBメモリーを接続します。
以下を参照してください。
メモリーポート

[ g ] LAN(Ethernet通信)
Ethernetケーブルを接続します。
以下を参照してください。
LAN (Ethernet通信) ポート

[ h ] I/Oコネクター
ユーザーの入出力機器を接続します。
外部入出力機器がある場合は、このコネクターに接続してください。
I/Oコネクターには、I/Oケーブル (オプション)と、端子台 (オプション)があります。
以下を参照してください。
I/Oコネクター

[ i ] TP
オプションのティーチペンダントを接続します。
以下を参照してください。
TPポート

[ j ] 安全I/Oコネクター
安全入出力機器を接続します。安全I/Oコネクターは、プッシュインタイプのコネクターになります。
以下を参照してください。
安全I/Oコネクター

[ k ] 標準RS-232Cコネクター
外部機器とRS-232C通信を行うためのコネクターです。
以下を参照してください。
標準RS-232Cコネクター

[ l ] フィールドバスI/O
フィールドバスI/Oケーブルは、必要に応じて、EMC対策を施してください。
以下を参照してください。
ノイズ対策のポイント

[ m ] R-I/Oコネクター
リアルタイムI/O機能に必要な入力信号を接続するコネクターです。
ユーザーの入出力機器を接続します。
以下を参照してください。
R-I/Oコネクター

コントローラーとマニピュレーターの接続

コントローラーとマニピュレーターの接続にはパワーケーブルとシグナルケーブルを使用します。

警告


  • ケーブルの接続や取りはずしをするときは、コントローラーの電源を必ず切り、電源プラグを抜いた状態で行ってください。電源を入れたままで行うと、感電や故障などの危険があります。
  • ケーブルは確実に接続してください。また、ケーブルは強度のあるケーブルカバーを使って保護をし、重い物を載せたり極端に曲げたり、無理に引っぱったり、挟んだりしないでください。ケーブルの損傷, 断線, 接触不良の原因となり、システムが正常に動作しない可能性や、感電の危険があります。

注意


  • コントローラーには、対応するマニピュレーターのシリアルNo.が記載されています。接続関係を間違えないでください。接続関係を間違えると、ロボットシステムが正常に動作しないばかりでなく、安全上の問題を引き起こす可能性があります。
  • マニピュレーターとコントローラーの接続を行うときは、接続関係を間違えないでください。接続関係を間違えると、ロボットシステムが正常に動作しないばかりでなく、重大な安全上の問題を引き起こす可能性があります。マニピュレーターとコントローラーの接続方法は、コントローラーにより異なります。

マニピュレーターの型式や各種設定値は、コントローラーに記憶されています。このため、コントローラーフロント面の接続先シリアルNo.ラベルに記載されているシリアルNo.のマニピュレーターを接続してください。

キーポイント


マニピュレーターのシリアルNo.は、マニピュレーターの銘板に記載されています。以下のマニュアルを参照してください。

"マニピュレーターマニュアル"