開発用PCとコントローラーの接続

開発用PCと、開発用PC接続専用USBポートを接続します。
コネクターの場所は、以下を参照してください。
各部の名称と機能

キーポイント

開発用PCとコントローラーの接続について、この項に書かれている以外の詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

"Epson RC+ ユーザーズガイド - [PCとコントローラー接続] (セットアップメニュー)"
RC800-A では、はじめに、Epson RC+ を開発用PCへインストールし、次に開発用PCとRC800-A をUSBケーブルで接続してください。

もし、Epson RC+ をインストールしていない開発用PCとRC800-Aを接続した場合、[新しいハードウェアの追加ウィザード]が表示されます。この場合は、[キャンセル]ボタンをクリックしてください。

開発用PC接続専用USBポートとは

コントローラーと開発用PCを、USBケーブルで接続し、開発用PCにインストールされたソフトウェアEpson RC+ により、ロボットシステムの開発や、コントローラーの各種設定が行えます。

開発用PC接続専用ポートは、ホットプラグ対応のため、開発用PCやコントローラーの電源を入れたままでケーブルの抜き挿しが可能です。ただし、コントローラーと開発用PCの接続中にUSBケーブルを抜いた場合、ロボットは停止します。

以下の点に注意し、開発用PCとコントローラーを接続してください。

開発用PCとコントローラーは、USBハブや延長ケーブルなどを使用せず、5m以下のUSBケーブルで直接接続してください。
1台の開発用PCに対して、1台のコントローラーを接続してください。1台の開発用PCに対して複数のコントローラーを接続すると、意図しないコントローラーが制御されてしまう場合があります。
開発用PC接続専用ポートには、開発用PC以外の機器を接続しないでください。
ケーブルを強く曲げたり、引っぱったりしないでください。
コネクターに無理な力を加えないでください。
開発用PCとコントローラーが接続中のときは、開発用PCにおいて、その他のUSB機器の抜き挿しを行わないでください。コントローラーとの接続が、中断される可能性があります。

開発用PCとコントローラーの接続を行う手順を説明します。

コントローラーに接続する開発用PCに、ソフトウェアEpson RC+ がインストールされていることを確認します。
(インストールされていない場合は、インストールを行ってください。)
開発用PCとコントローラーをUSBケーブルで接続します。
コントローラーの電源をオンします。
ソフトウェアEpson RC+ を起動します。
Epson RC+ -メニュー-[セットアップ]-[PCとコントローラの接続]ダイアログを表示します。
No.1を選択し、[接続]ボタンをクリックします。
開発用PCとコントローラーの接続が完了すると、[接続状態:]に“接続完了”と表示されます。“接続完了”の表示を確認し、[閉じる]ボタンをクリックし、[PCとコントローラの接続]ダイアログを閉じます。

以上で、開発用PCとコントローラーの接続は完了です。Epson RC+ からロボットシステムを使用することができるようになりました。

出荷時にコントローラーに設定されているデータをバックアップしてください。

プロジェクトとシステム設定のバックアップ手順:

開発用PCとコントローラーの切断を行う手順を説明します。

キーポイント

コントローラーと開発用PCの接続中にUSBケーブルを抜いた場合、ロボットは停止します。USBケーブルを抜く前に、[PCとコントローラーの接続]ダイアログで、[切断]ボタンをクリックしてください。