応答の取得

応答の取得方法について説明します。コマンドの応答には、正常応答と異常応答があります。

  • 正常応答
    正しいコマンドが要求され、実行結果も正常に完了したことを表します。設定や制御系コマンドでは応答データ信号に、実行コマンド番号と正常応答コードが返されます。取得系コマンドでは取得したデータが応答データ信号に返されます。
  • 異常応答
    要求されたコマンドの異常や、実行した結果の異常を表します。応答データ信号へは、コマンド番号と応答コード (異常コード)が返されます。

外部装置は、要求したコマンドの結果が上記のどちらであるかをコマンド結果信号 (ExtCmdResult)により取得します。

必ずこの信号を確認して応答データ信号を取得してください。

  • Low
    結果が正常であることを示します。要求したコマンドに対する取得処理を行ってください。
  • High
    結果が異常であることを示します。必要に応じて応答コードから異常内容を確認し対処してください。

応答取得信号 (ExtRespGet)のセットは、応答結果および応答データの取得が完了してから行ってください。取得完了の前にセットを行うと、コントローラーにより情報が書き換えられる場合があります。