Found リザルト

適用
ビジョンオブジェクト: ArcFinder、ArcInspector、Blob、BoxFinder、CodeReader、Contour、CornerFinder、Correlation、Defect Finder、Edge、Frame、Geometric、Line、LineFinder、LineInspector、OCR、Point、Polar、Text、Coordinates

解説
オブジェクトが検出されたかどうかを返します。

用法

VGet  Sequence.Object.Found [(result)], var

Sequence

シーケンス名かシーケンス名を示す文字列変数

Object

オブジェクト名かオブジェクト名を示す文字列変数。オブジェクトは指定されたシーケンスに存在していなければなりません。

var

リザルトの値を示すBoolean型変数

result

リザルト番号。省略可能で、省略すると、リザルト番号はCurrentResultになります。複数のリザルトを返すオブジェクトの場合に利用できます。

値

• 0 - False: オブジェクトは検出されませんでした。
• -1 - True: オブジェクトは検出されました。

詳細説明
Foundリザルトは、現在のオブジェクトが検出されたかどうかを返します。例えば、Edgeオブジェクトは、エッジが検出されたかどうかを返し、Correlationオブジェクトは、教示されたモデルに一致する画像が検出されたかどうかを返します。

Foundリザルトは、RobotXYU、PixelXYUやCameraXYUリザルトからも取得できます。

オブジェクトが検出されたかを判断する条件はPassTypeでも設定することができます。例えばDefectFinderオブジェクトは、検出物(欠陥)がある場合に不合格とするため、PassType = AllNotFoundに設定します。

参照
Blobオブジェクト, CameraXYU リザルト, CodeReaderオブジェクト, Correlationオブジェクト, CurrentResult プロパティー, DefectFinderオブジェクト, Edgeオブジェクト, FoundOnEdge リザルト, Frameオブジェクト, Geometricオブジェクト, Lineオブジェクト, LineFinderオブジェクト, ArcFinderオブジェクトNumberFoundリザルト, NumberToFind プロパティー, OCRオブジェクト, Passed リザルト, Pointオブジェクト, Polarオブジェクト, RobotXYU リザルト, Score リザルト, PassType プロパティー, BoxFinderオブジェクト, Contourオブジェクト, CornerFinderオブジェクト, Textオブジェクト, Coordinatesオブジェクト