力覚センサーI/F基板 (FS2)

力覚センサーI/F基板は、力覚センサーS250シリーズに、24V電源供給、および通信を行うための専用オプション基板です。
コントローラーのオプションスロットに取りつけ、力覚センサーを接続すると、コントローラーと力覚センサーを通信することができるようになります。

仕様

項目
仕様
外形サイズ 206 mm × 102 mm × 24.5 mm
重量 135 g
インターフェース 力覚センサー通信ポート

D-sub 9pin (1ポート),

1通信サポート

動作環境 温度 5 ~ 40 °C
湿度 10 ~ 80 % (結露なきこと)

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No.
名称
機能
1 力覚センサー用コネクター

力覚センサーと接続するコネクター

センサー1台が接続可能です。

取りつけ方法

警告


ロボットシステムのメンテナンスは、当社、および販売元が行っている、メンテナンストレーニングを受けた方が行ってください。

RC700
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RC700-A
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RC700-D
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RC700-E
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力覚センサーI/F基板取りつけ

  1. コントローラーの電源をオフします。
  2. 電源プラグを取りはずします。
  3. 天板を取りはずします。 (固定ねじ6本)
  4. オプションスロットパネルのねじを取りはずします。
    力覚センサーI/F基板を取りつけたい位置のオプションパネルを取りはずします。
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  5. 力覚センサーI/F基板にL字板金を取りつけます。
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  6. 力覚センサーI/F基板を図のように実装します。
    基板をオプションスロットに、押し込みます。(矢印の方向)
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  7. 付属のL字板金を、フロント面からねじで固定します。
    このとき、オプションスロットパネルのねじ1本が、あまります。
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  8. 天板を取りつけます。 (固定ねじ6本)
  9. 電源プラグを接続した後、コントローラーの電源をオンし、振動や異常音がなく正常に起動することを確認します。

接続の注意

力覚センサーI/F基板は、力覚センサーS250シリーズを動作させるためのDC24Vを、力覚センサー用コネクターから供給しています。以下に注意して使用してください。

  • 力覚センサー用コネクターに力覚センサー以外の機材を接続しないでください。接続した機材, 力覚センサーI/F基板, コントローラーを破損させる可能性があります。
  • 各種DIPスイッチ、および、ジャンパーピンを変更しないでください。もし、変更してしまった場合は、下記マニュアルを参照し、元に戻してください。DIPスイッチやジャンパーピンを変更すると力覚センサーI/F基板が正しく認識されなくなります。
    • "ロボットコントローラーRC700シリーズマニュアル - 機能編 力覚センサーI/F基板"
    • "ロボットコントローラーRC700-D マニュアル - 機能編 力覚センサーI/F基板"
    • "ロボットコントローラーRC700-E マニュアル - 力覚センサーI/F基板"