ライブラリーの構成要素

  • ライブラリー化されるSPEL+プロジェクト構成要素は、パブリックな構成要素とプライベートな構成要素に分けられます。
  • パブリックな構成要素は、ライブラリーを追加したSPEL+プロジェクトから直接利用できます。
  • プライベートな構成要素は、ライブラリーを追加したSPEL+プロジェクトから直接利用することはできません。
  • パブリックな構成要素とプライベートな構成要素は、プレフィックスの有無により区別されます。
  • パブリックなプログラムファイルやインクルードファイルは、公開ファイルと呼び、ライブラリーを追加したSPEL+プロジェクトにおいて編集が可能です。
機能 パブリックな構成要素 プライベートな構成要素
ライブラリーを利用するSPEL+プロジェクトからの利用 できる できない
ライブラリーを利用するユーザーによる編集 できる できない

  • パブリックな構成要素の用途は以下の通りです。
構成要素 パブリックに指定した場合の用途
関数 ライブラリーユーザーに関数として機能を提供する目的で使用します。
グローバル変数 ライブラリーの動作状態を変数の値で示したり、動作に必要な値を指定したりするために使用します。
バックアップ変数 グローバル変数と同じ用途で使用します。値をコントローラー内に保持し、次回起動時に続けて使用したい場合にバックアップ変数にします。
プログラムファイル ・ライブラリーの公開関数の使用例を提示する場合に使用します。
・ライブラリーのユーザーに、ライブラリー内から呼び出される公開関数(コールバック関数)の処理を記述してほしい場合に使用します。
インクルードファイル 公開関数の引数や戻り値について、ライブラリーユーザーが定数として扱えるように使用します。定数にすることでライブラリーユーザーは値の意味を理解しやすくなります。
ビジョンシーケンス ライブラリーユーザーにビジョンシーケンスを提供する目的で使用します。