ライブラリー内で定義したユーザーエラーの発報

  1. ユーザーエラーを定義します。
    この時、メッセージだけでなく、ラベルも必ず定義してください。

  2. ユーザーエラー発報用関数を作成します。

    Function RaiseError(errLabel$ As String)
       Integer errNum
    
       errNum = UserErrorNumber(errLabel$)    ' Get user error number from label
       If errNum <> -1 Then
          Error errNum
       EndIf
    Fend
    

    UserErrorNumber, Errorについては、以下のマニュアルを参照してください。

    "SPEL+ランゲージリファレンス"

  3. エラー処理を実装します。
    ライブラリー用プロジェクトのコード内のエラー処理は、上記のユーザーエラー発報関数を呼び出します。

    Function SomeInternalLibraryFunction
       ' Error occurs so throw an error
       RaiseError("MyLib_Err_SomeError")
    Fend
    
  4. 下記手順に従って、ライブラリーを作成します。

    ライブラリーの作成

  5. ライブラリーを使用する際、プロジェクトに上記で作成したライブラリーを登録すると、ユーザーエラーの末尾から順に空いているエラー番号に登録されます。

    ライブラリー作成時のエラー番号とは異なりますが、ライブラリー側でユーザーエラーラベルを元にエラー発報しているため、正しいメッセージが表示されます。