InsidePlane関数

進入検出平面の検出状態を返します。

書式
InsidePlane(平面番号[, ロボット番号 | All])

パラメーター

平面番号
状態を返す進入検出平面の番号 (1~15の整数)を指定します。
ロボット番号
検出するロボットの番号を整数値で指定します。ロボット番号を省略した場合、現在選択されているロボットが対象となります。Allを指定した場合は、1台のロボットでも進入している場合はTrueを返します。

戻り値
指定した進入検出平面にロボットの手先位置が進入している場合は"True"、進入していない場合は"False"を返します。

参照
InsideBox関数, GetRobotInsidePlane関数, Plane, PlaneClr, PlaneDef関数

注意


EPSON RC+ 5.0では、Wait命令と組みあわせてInsidePlane関数の結果を待つことが可能でしたが、EPSON RC+ 6.0, RC+ 7.0, Epson RC+ 8.0では、Wait命令と組みあわせることはできません。このような場合InsidePlane関数の代わりに、GetRobotInsidePlane関数を使用してください。


対応表

RC+バージョン ロボットコントローラー Wait Till, Find, Sense, Trap Printなど、左に属さないコマンド/分岐判定処理 GetRobotInsidePlane関数の利用
RC+ 8.0 RC700シリーズ 不可 不可 可能 すべて可能
RC+ 8.0 RC90シリーズ 不可 不可 可能 すべて可能
RC+ 7.0 RC700シリーズ 不可 不可 可能 すべて可能
RC+ 7.0 RC90シリーズ 不可 不可 可能 すべて可能
RC+ 6.0 RC620 不可 不可 可能 すべて可能
RC+ 5.0 RC90シリーズ 可能 不可 可能 不可
  • 不可: 利用不可能な組み合わせ
  • 可能: 利用可能な組み合わせ
  • すべて可能: Wait, Till, Find, Sense, Trap, Printなどの表示、分岐判定処理に利用可能

InsidePlane関数使用例

下記のプログラム例は、平面3番にロボット1が進入しているかを判断する例です。

Function PrintInsidePlane
If InsidePlane(3,1) = True Then
Print "Inside Plane3"
Else
Print "Outside Plane3"
EndIf
Fend