操作モードの概要
ロボットシステムには、TEACHとAUTOの2つのモードがあります。
TEACHモード
ロボットに接近し、ティーチペンダントを使用してポイントデータのティーチングや確認を行うためのモードです。
このモードでは、ロボットは、常にローパワー状態で動作します。
記憶させたい位置まで、ロボットを移動し、指定したポイント番号に記憶させます。
下記の方法で、ロボットを移動します。
ジョグ操作:
ジョグキーを押してロボットを移動させます。
ダイレクトティーチ+タッチジョグ操作:
ロボットを直接動かします。Epson RC+ オプション Force Guideを使用します。
AUTOモード
ロボットシステムの工場稼動時の自動運転 (プログラム実行)を行うためのモードです。
このモードでは、安全扉を開けた状態でのロボットの動作やプログラムの実行は、禁止されます。
キーポイント
本製品は、安全規格に定義されている、低速プログラム検証機能(T1: 手動減速モード)および高速プログラム検証機能 (T2: 手動高速モード)に対応しません。
* インピーダンステスター機能は、EPSON RC+ 7.0 Ver.7.2.0以降に標準でサポートされています。ただし、インピーダンステスター機能は、Epson RC+ オプション Force Guideを使用する場合に使用可能となります。
Force Guideを使用しない場合は、インピーダンステスター機能は、使用できません。
キーポイント
ダイレクトティーチ+タッチジョグ機能は、EPSON RC+7.0 Ver.7.4.4.以降、およびEpson RC+ 8.0に標準でサポートされています。ただし、ダイレクトティーチ+タッチジョグ機能は、Epson RC+ オプション Force Guideを使用する場合に使用可能となります。
Force Guideを使用しない場合は、ダイレクトティーチ+タッチジョグ機能は、使用できません。