[Read VRT Parameter] タブ

VRT_Triggerコマンドから信号を受け取り、VRユニットで振動測定した結果からVRTパラメーターを算出し表示します。

項目 解説

Start

トリガー待機を開始します。

VRT Parameter

VRTパラメーター値を表示します。

パラメーターは、振動測定によって算出されます。

Trigger * タブ

測定結果を表示します。

* "VRT_Trigger"コマンドで指定した1~4の数値に対応しています。

トリガー状況表示

トリガーの状況を表示します。

トリガー待機中は、緑色に点灯します。点灯中にVRT_Triggerを追加したロボット動作プログラムを実行してください。

状況表示

VRソフトウェアの実行状況を表示します。

・In preparation : ユニット設定の準備中

・Waiting for trigger : トリガー待機中

・Reading the vibration data.. : 振動データ取得中

・Calculating VRT parameter.. : VRTパラメーター計算中

・Reading parameter was completed !! : パラメーター取得終了

・Stop program! : プログラム停止

・Stop clicked : Stopボタンが押された

Save graph

チェックする :

振動測定結果グラフを[Saved vibration waveform]に表示, 保存, 出力します。最新の測定結果が上書きされます。

チェックしない :

測定された結果は、表示, 保存, 上書きされません。

グラフ

測定値の履歴を表示します。

記号 説明
a 到達点に到着後の加速度 (縦軸: 加速度 mG , 横軸: 時間sec)
b 到達点に到着後の変位 (縦軸: 変位 mm , 横軸: 時間sec)
c [Save graph]をチェックしてから測定した加速度履歴
d [Save graph]をチェックしてから測定した変位履歴

グラフに出力されているDisplacement (変位量)は、加速度で測定された値を使用して算出された値です。厳密な値ではありません。

厳密な値を測定するには、専用の測定器を使用してください。

本機能で出力されるDisplacementの値は、VRT機能のON/OFF効果を確認する目安として使用してください。

グラフ拡張機能:

グラフ内で右クリックをすると、下図の様なメニューが表示されます。

グラフデータを使用したい場合は、[エクスポート] - [データをExcelにエクスポート]を選択してください。Excelなどを使ってデータが使用できます。

項目 解説
データをコピー 選択したグラフの画像をコピー
説明とヒント… グラフの説明
表示項目 プロット凡例 プロット名を表示
スケール凡例 各軸のスケール凡例を表示
グラフパレット グラフ操作用のパレットを表示
カーソルの凡例 カーソルの凡例を表示
Xスクロールバー X軸のスクロールバーを表示
Xスケール X軸の値を表示
Yスケール Y軸の値を表示
単位ラベル 単位の表示
グラフをクリア 表示されているグラフをクリア
注釈を作成 グラフの中に注釈を作成
全ての注釈を削除 [注釈を作成]で作成した注釈を全て削除
自動スケールX Xの値を自動でスケーリング
自動スケールY Yの値を自動でスケーリング
スムーズアップデート グラフを描画するときのフリッカの発生を減少 (速度は多少遅くなります。)
タイムスタンプを無視 X値の時刻スタンプを無視
属性を無視 プロット名、およびグラフのスケール名の属性を無視
エクスポート

データをクリップ

ボードにエクスポート

データをクリップボードに"コピー"します。"貼り付け" を使用して、データを出力できます。
データをExcelにエクスポート データをExcelにコピーします。自動的にExcelが起動します。
簡略化された画像をエクスポート

以下の形式で画像をエクスポートします。

Y軸のスケールを変更する方法:

Y軸のスケールは、以下のどちらの方法でも変更できます。

  • グラフ上で、右クリック - [自動スケールY]のチェックをはずします。
  • グラフ上の数値をダブルクリックして、直接数値を書き換えます。