カメラ入力画像の確認
Epson RC+ 8.0の新規プロジェクトを作成すると、ツールバーの多くが色つきで表示されます。
[ビジョン]ボタンを探してください。このボタンをクリックして、Vision Guideウィンドウを開いてください。
[ビジョン]ボタンが表示されていない場合、Vision Guideがインストールされていません。Epson RC+ 8.0インストーラーを起動し、インストール設定でVision Guideオプションを選択してください。
Vision Guideウィンドウで操作を始める前に、まずビジョンシーケンスを作成します。
[新規シーケンス]ボタンをクリックします。
(このボタンは、Vision Guideウィンドウのツールバーにあり、Epson RC+ 8.0上のツールバーにはありませんので、注意してください。)[新規シーケンス]ダイアログが表示されます。
新規ビジョンシーケンスに“vistest”というシーケンス名を入力して、[OK]ボタンをクリックします。
[シーケンス]タブのプロパティーのエリアを探してください。
Cameraという名称のプロパティーが見つかるはずです。このプロパティーは、このシーケンスで使われるカメラを選択するのに使われます。Cameraプロパティーは、1にデフォルト設定されていて、新規に作成されるシーケンスではこのデフォルトが使われます。
1以外のカメラ番号を使う場合、Cameraプロパティーの設定値フィールドをクリックすると、下向き矢印が表示されます。
この下向き矢印をクリックすると、選択リストが表示されます。システム内のカメラ台数によって、使用可能なカメラ台数が異なります。
Vision Guideウィンドウの画像イメージ表示部に、カメラからのライブ画像イメージが表示されています。「焦点距離のチェックと調整」に進んでください。
Vision Guide 8.0画像イメージ表示部が黒色になっている場合、カメラレンズのしぼりを開いてください。光が入射することにより、画像イメージ表示部が少し明るくなります。
ただし、カメラの被写領域が黒色のときは、開口部を上に向けて、画像イメージ表示部の色が変化するのを確認してください。このテストをするときには、カメラに大量の光が入射するように、光源を使用してください。レンズしぼりの開閉によって、画像イメージ表示部の色が変化するのを確認したら、「焦点距離のチェックと調整」の手順に進んでください。
レンズしぼりの開閉による画像イメージ表示部の色の変化が確認できなかった場合、光源を直接レンズに向けて、充分な光がカメラにとりこまれているかどうか確認してください。このときに、画像イメージ表示部の色の変化が確認できない場合、再インストールの必要があります。