DistCorrectTypeプロパティー

適用
ビジョンキャリブレーション

解説
ビジョンキャリブレーションで使用するレンズ歪み補正とカメラチルト補正において、どの歪みモデルを適用するかを指定、または返します。

用法

VGet  Calibration.DistCorrectType, var
VSet  Calibration.DistCorrectType, value
Calibration
キャリブレーション名かキャリブレーションを示す文字列変数
var
プロパティーの値を示す整数変数
value
プロパティーの新しい値を示す整数または式


  • 1 - Lens1
    • ビジョン定数: VISION_DISTCORRTYPE_LENS1
    • レンズ歪み1
  • 2 - Lens2
    • ビジョン定数: VISION_DISTCORRTYPE_LENS2
    • レンズ歪み2
  • 3 - Tilt
    • ビジョン定数: VISION_DISTCORRTYPE_TILT
    • カメラチルト歪み
  • 4 - TiltLens1
    • ビジョン定数: VISION_DISTCORRTYPE_TILTLENS1
    • カメラチルト歪み+レンズ歪み1
  • 5 - TiltLens2
    • ビジョン定数: VISION_DISTCORRTYPE_TILTLENS2
    • カメラチルト歪み+レンズ歪み2

デフォルト: 5 - TiltLens2

詳細説明
通常は、カメラチルト補正+レンズ歪み2 を指定します。歪みがうまく補正されない場合、歪み補正をする歪みの種類を限定することにより、うまく補正できるようになることがあります。

レンズ歪み1は、半径方向に歪む、歪みモデルです。

レンズ歪み2は、半径方向に加えて、円周方向にも歪む、歪みモデルです。

カメラチルト歪みは、カメラのセンサー面と、キャリブレーションプレートの面が平行でないときに発生する歪みです。

参照
DistCorrectCalプロパティー, DistCorrectCalCompleteリザルト, DistCorrectTargetSeq プロパティー