リモートモニタリング

本機能は、ロボットコントローラーのデータをクラウド上のデータベースに保管し、遠隔地からインターネットを経由してモニタリングする機能です。
これにより、異常検知やメンテナンス管理など、ロボットの安定稼働をサポートできます。

事前準備

ロボットコントローラー設定に関して

  • ロボットコントローラーとのUSB接続が可能なPCを用意してください。
  • PCを用意し、Epson RC+8.0をインストールしてください。エディションは問いません。

ロボットコントローラー設定

  1. RC+を起動し、PCとロボットコントローラーをUSB接続してください。その後、 [接続状態] プルダウンから [USB] を選択してください。

  2. [セットアップ] メニュー - [システム設定] を選択してください。

  3. 画面左側から [コントローラー] - [設定] を選択し、下記項目の設定をしてください。

    項目 説明 例
    名前 任意の文字列を記入してください。 Factory-01_Cell-02
    IPアドレス ネットワーク設定を確認し、固有のIPアドレスを記入してください。 192.168.0.50
    サブネットマスク ネットワーク設定を確認し、そのアドレスを記入してください。 255.255.255.0
    デフォルトゲートウェイ ネットワーク設定を確認し、そのアドレスを記入してください。 192.168.0.1
    コントロールデバイス PC/TP4 または Remote I/O を選択してください。Remote I/O が未利用の場合、 PC/TP4 に設定してください。 PC/TP4

    Controller Configuration

  4. [コントローラー] - [環境設定] を選択し、下記項目の設定をしてください。

    項目 説明 例
    ロボット部品消耗管理を有効 ✓を入れてください。 ✓

    Controller Preferences

  5. [コントローラー] - [リモート] - [イーサネット] を選択し、下記項目の設定をしてください。

    項目 説明 例
    TCP/IPポート番号 基本的にデフォルト値の 5000 で問題ありません。コントローラーが接続するネットワークで、ポート制限がある場合は変更してください。 5000
    ターミネーター 基本的にデフォルト値の CRLF で問題ありません。 CRLF
    タイムアウト (秒) 基本的にデフォルト値の 60 秒で問題ありません。 60
    パスワード 必要に応じて設定してください。 -
    状態モニター用として使用 ✓を入れてください。コントローラーからデータの取得を可能にするための設定です。 ✓

    Controller Remote Ethernet

  6. [コントローラー] - [ロボット] - [ロボット**] - [設定] を選択し、下記項目の設定をしてください。

    項目 説明 例
    名前 任意の文字列を記入してください。 Factory-01_Cell-02_Robot-AA
    シリアル番号 任意の文字列を記入してください。 SN_AA

    Robot Configuration

  7. 上記設定を適用後、[システム設定] 画面を閉じてください。

  8. [接続状態] プルダウンから [オフライン] を選択してください。PCとロボットコントローラーからUSBを抜いて問題ありません。

アラート設定

  1. ダッシュボードへログインしてください。

    Login

  2. [アラート] タブを選択してアラート一覧画面へ遷移後、 [+ アラート] ボタンを選択してください。

    Alert Page

  3. [基本情報] を選択し、下記項目の設定をしてください。

    項目 必須 説明 例
    アラート名 〇 任意の文字列を記入してください。 過負荷率の監視
    説明 必要に応じて設定してください。 ロボットの各軸における過負荷率を監視します。
    メール言語 〇 送信するメールで表記する言語を指定してください。 日本語
    アラートを有効 〇 監視を開始する場合はトグルを ON にしてください。 ON (トグルを右側に設定)

    General Information

  4. [アラート条件] を選択し、下記項目の設定をしてください。

    項目 必須 説明 例
    アラートタイプ 〇 プルダウンで任意の項目を選択してください。 閾値を上回る
    監視対象 〇 プルダウンで任意の項目を選択してください。なお、[アラートタイプ] で"エラー発生"、または"ワーニング発生"を選択した場合は選択不要です。 ロボット
    指標 〇 プルダウンで任意の項目を選択してください。なお、[アラートタイプ] で"エラー発生"、または"ワーニング発生"を選択した場合は選択不要です。 過負荷率 [%]
    閾値 〇 アラートタイプに応じた指標の閾値を入力してください。これにより、通知する値の範囲が設定できます。なお、入力可能な値の範囲は 999999.000 から -999999.000 です。 80

    Alert Condition

  5. [スケジュール] を選択し、下記項目の設定をしてください。

    項目 必須 説明 例
    スケジュール 〇 アラート判定を実行する日時を指定してください。"毎日"は指定したスケジュールから24時間前までの期間で収集されたデータを判定します。また、"毎時間"はスケジュールから1時間前までが判定対象の期間になります。 毎時間の 15 分
    タイムゾーン 〇 [スケジュール] で指定した日時のタイムゾーンを指定してください。 (UTC+09:00) 大阪、札幌、東京

    Schedule

  6. [メール設定] を選択し、下記項目の設定をしてください。

    項目 必須 説明 例
    メールの件名 任意の文字列を記入してください。 高い過負荷率を検知
    メール受信者 〇 通知先のメールアドレスを記入してください。複数件を入力する場合、「,」または「;」で区切って記入してください。なお、入力可能な件数は最大5件です。 facility.engineer01@example.com,facility.engineer02@example.com
    CC受信者 〇 必要に応じて設定してください。入力する場合、 [CC受信者を追加] を選択後に通知先のメールアドレスを記入してください。複数件を入力する場合、「,」または「;」で区切って記入してください。なお、入力可能な件数は最大5件です。 maintenance.lead@example.com
    BCC受信者 〇 必要に応じて設定してください。入力する場合、 [BCC受信者を追加] を選択後に通知先のメールアドレスを記入してください。複数件を入力する場合、「,」または「;」で区切って記入してください。なお、入力可能な件数は最大5件です。 operations@example.com

    Email Settings

  7. 上記の設定後、 [追加] ボタンを選択してください。

  8. アラートが検知された場合、下記が記載されたメールが送信されます。複数のデバイスを一覧へ記載し、ダッシュボードへのリンクを表記しています。

    アラート条件

    項目 説明 例
    監視対象 設定したアラートの条件に従って記載されます。 ロボット
    指標 設定したアラートの条件に従って記載されます。 過負荷率 [%]
    アラートタイプ 設定したアラートの条件に従って記載されます。 閾値を上回る
    閾値 設定したアラートの条件に従って記載されます。 80

    検知デバイス一覧

    項目 説明 例
    コントローラー モデル名 コントローラーのモデル名が記載されます。 RC700-A
    コントローラー名 コントローラーの設定内容に従って記載されます。 Factory-01_Cell-02
    コントローラー シリアル番号 コントローラーのシリアル番号が記載されます。 SN12345678
    ロボット モデル名 ロボットのモデル名が記載されます。 C4-A901S
    ロボット名 ロボットの設定内容に従って記載されます。 Factory-01_Cell-02_Robot-AA
    ロボット シリアル番号 ロボットの設定内容に従って記載されます。 SN_AA
    検知箇所 指標が"過負荷率 [%]"の場合、検知したロボットの軸番号が記載されます。指標が消耗品関係の場合、検知した軸番号や部品が記載されます。 J1, J3
    バッテリー / J2: 減速機 / J3: ベルト, モーター

Email Sample

操作手順

操作手順は、以下の動画を参照してください。(該当箇所から再生されます)