遠隔接続
本機能は、遠隔地からロボットコントローラーへインターネットを経由して接続し、操作および状態確認できる機能です。
これにより、現地へ移動することなく各種作業を実施でき、保守・運用・開発の効率化および迅速な対応が可能となります。
制約事項
本機能の使用にあたり、以下の制約があります。
- RC+ API は利用できません。
- 遠隔接続で利用できるコンパクトビジョン CV2、パーツフィーダーは、遠隔接続中のロボットコントローラーと同一ネットワーク内にある機器に限られます。
- コンパクトビジョン CV2、パーツフィーダー単体への遠隔接続には対応していません。コンパクトビジョン CV2、パーツフィーダーへ接続するには、遠隔コントローラー接続中である必要があります。
- コンパクトビジョン CV2、パーツフィーダーへのアクセス可否は、遠隔コントローラーへのアクセス権に従います。コンパクトビジョン CV2、パーツフィーダーごとの個別アクセス許可には対応していません。
コンパクトビジョン CV2、パーツフィーダーに関する制約
遠隔コントローラー接続時に利用できるコンパクトビジョン CV2、パーツフィーダーには、以下の制約があります。
| 対象機器 | 機能・操作 | 遠隔接続時の扱い | 説明 |
|---|---|---|---|
| コンパクトビジョン CV2 | コンパクトビジョン CV2単体への直接接続 | 利用不可 | コンパクトビジョン CV2へ接続するには、遠隔コントローラー接続中である必要があります。 |
| コンパクトビジョン CV2 | 遠隔コントローラーと別ネットワークにあるコンパクトビジョン CV2への接続 | 利用不可 | 遠隔接続で利用できるコンパクトビジョン CV2は、遠隔コントローラーと同一ネットワーク内にあるコンパクトビジョン CV2のみです。 |
| コンパクトビジョン CV2 | 遠隔地のPCビジョン PV1の使用 | 利用不可 | 遠隔地のPCビジョン PV1は遠隔接続では使用できません。接続元PC側のPCビジョン PV1は通常どおり使用できます。 |
| コンパクトビジョン CV2 | コンパクトビジョン CV2のファームウェア更新 | 利用不可 | 遠隔接続時のコンパクトビジョン CV2ファームウェア更新には対応していません。 |
| コンパクトビジョン CV2 | カメラ検索 | 制約あり | 遠隔コントローラーと同一ネットワーク内にあるコンパクトビジョン CV2に接続し、そのコンパクトビジョン CV2から検索可能なカメラを検索できます。ただし、遠隔地側のPCビジョン PV1カメラは検索・使用できません。 |
| コンパクトビジョン CV2 | カメラ映像の確認 | 制約あり | 対応しているコンパクトビジョン CV2のカメラ映像は確認できます。ただし、遠隔地のPCビジョン PV1カメラは使用できません。 |
| コンパクトビジョン CV2 | カメラの追加・削除 | 制約あり | 遠隔コントローラーと同一ネットワーク内にあるコンパクトビジョン CV2に対して、カメラの追加・削除を行えます。 |
| コンパクトビジョン CV2 | 接続元PC側のPCビジョン PV1 | 利用可 | コンパクトビジョン CV2が遠隔接続されている場合でも、接続元PC側のPCビジョン PV1は通常どおり使用できます。 |
| コンパクトビジョン CV2 | 仮想カメラ | 利用可 | 遠隔接続中のコンパクトビジョン CV2と同時に使用できます。 |
| パーツフィーダー | パーツフィーダー単体への直接接続 | 利用不可 | パーツフィーダーへ接続するには、遠隔コントローラー接続中である必要があります。 |
| パーツフィーダー | 遠隔コントローラーと別ネットワークにあるパーツフィーダーへの接続 | 利用不可 | 遠隔接続で利用できるパーツフィーダーは、遠隔コントローラーと同一ネットワーク内にあるパーツフィーダーのみです。 |
| パーツフィーダー | パーツフィーダーのファームウェア更新 | 利用不可 | 遠隔接続時は、RC+からパーツフィーダーのファームウェア更新はできません。 |
安全上の注意
作業者および設備の安全を確保するため、以下の注意事項を遵守してください。
1. 安全防護空間の確認手段
遠隔操作を行う前に、安全防護空間内に人がいないことを確認できる手段を設けてください。
また、安全防護空間への侵入、およびロボットや周辺機器への接近を防止できる手段を設けてください。
2. 現地での緊急停止体制
遠隔操作中は、現地担当者との連絡手段を確保してください。
また、異常時に現地で非常停止等の安全確保措置を直ちに実施できる体制を整えてください。
現地担当者との連絡および緊急停止体制が確保された状態で、遠隔操作を行ってください。
3. 遠隔試運転・動作確認前の確認
プログラムや設定の変更後は、ロボットが意図しない動作をする可能性があります。
遠隔試運転や動作確認の前に、設けた確認手段により、安全防護空間内に人がいないことを確認してください。
4. 動作実行前の確認
現地担当者へ操作内容を通知し、安全な位置への退避が完了したことを確認してください。
さらに、設けた確認手段により、安全防護空間内に人がいないことを確認した後に、動作を実行してください。
5. 通信状態の確認
通信状態により、画面表示や操作指令の反映に遅延が生じることがあります。
画面に表示される通信状態を確認し、通信遅延の影響を考慮した上で操作してください。
警告
安全防護空間の無人確認、または現地担当者の退避確認が完了していない状態で動作を実行すると、人への接触や周辺機器との衝突が発生するおそれがあります。
その結果、押しつぶし、衝撃または飛散物により、死亡または重傷に至る可能性があります。
操作手順
操作手順は、以下の動画を参照してください。(該当箇所から再生されます)
← リモートモニタリング Web版RC+ →