力覚センサーケーブル配線
推奨する力覚センサーのケーブル配線と、配線例の場合のマニピュレーター可動範囲の目安を示します。実際には、お客様のマニピュレーターの使用に応じた位置で、配線を固定してください。
C8, C12シリーズ-S250L, C8シリーズ-S250P
C8, C12シリーズマニピュレーター 配線例
| 記号 | 説明 |
|---|---|
| A-C | 結束部 |
| a | Fセンサーケーブルコネクター |
A-Bの長さ (J5, J6回転のための余長): 475mm
C8, C12シリーズマニピュレーター 可動範囲目安
J5 | J6 |
|---|---|
| 0 ~ 90 deg | -160 ~ 60 deg |
| -90 ~ 0 deg | -240 ~ 60 deg |
注意
ケーブルは、保管時に、くせがつく可能性があります。十分注意してください。ケーブルの曲げ半径は、ケーブル直径の5倍以上(R=30mm以上)としてください。
下図のように、マニピュレーターの動作によっては、マニピュレーターにケーブルがこすれる場合があります。
ケーブルを引き回すときは、特に注意し、マニピュレーターにケーブルが接触し、こすれないように確認をしてください。
GXシリーズ-S2503, S2506, S25010
配線例1: D-sub使用
GX8, GX10, GX20シリーズは、ユーザーコネクターのD-sub (9ピン)を力覚センサーに使用します。
| 記号 | 説明 |
|---|---|
| a | 力覚センサーケーブル |
| b | 力覚センサー M/I接続ケーブル |
| c | 力覚センサー I/Fユニットへ |
配線例2: ケーブルダクト, 外部配線オプションなどを使用
GX4シリーズは、マニピュレーターのケーブルダクトを使用し、マニピュレーターの外部に配線します。
外部に配線する場合は、中継ケーブルのアース端子をマニピュレーターの所定の位置に取りつけてください。
| 記号 | 説明 |
|---|---|
| a | 力覚センサーケーブル |
| b | 外部配線用中継ケーブル |
| c | 力覚センサー M/I接続ケーブル |
| d | 力覚センサー I/Fユニットへ |
| e | アース端子固定位置 |
GX8, GX10, GX20シリーズは、下記のオプションを使用して、外部配線が可能です。
オプション | コード | ||
|---|---|---|---|
| 外部配線ユニット | GX8-***S | 架台取付タイプ / 標準環境仕様 用 | R12NZ901BY |
| GX8-***SR/SW | 天井/壁取付タイプ / 標準環境仕様 用 | R12NZ901BZ | |
| GX10/GX20***S | 架台取付タイプ / 標準環境仕様 用 | R12NZ900GZ | |
| GX10/GX20***SR/SW | 天井/壁取付タイプ / 標準環境仕様 用 | R12B031912 | |
| 中継ケーブル | R12NZ900RW | ||
| 記号 | 説明 |
|---|---|
| a | 力覚センサーケーブル |
| b | 外部配線ユニット |
| c | 外部配線用中継ケーブル |
| d | 力覚センサー M/I接続ケーブル |
| e | 力覚センサー I/Fユニットへ |
| f | アース端子固定位置 |
配線例 1, 2 とも、下記の結束部A, Bは、同梱のケーブルマウントと結束バンドを使用して固定します。その他の配線は、マニピュレーターの動作に応じてケーブルを固定してください。
| A-B | 結束部 |
注意
- ケーブルは、保管時に、くせがつく可能性があります。十分注意してください。ケーブルの曲げ半径は、ケーブル直径の5倍以上(R=30mm以上)としてください。
- 下図のように、マニピュレーターの動作によっては、マニピュレーターにケーブルがこすれたり、引っぱられてしまう場合があります。 ケーブルを引き回すときは、特に注意し、マニピュレーターにケーブルが接触し、こすれたり、引っぱられたりしないように注意してください。
RSシリーズ-S2503, S2506
RSシリーズは、ユーザーコネクターのEthernetケーブルコネクターを力覚センサーに使用します。
配線例1: RS4, RS6共通
| 記号 | 説明 |
|---|---|
| a | ロボットコントローラーへ |
| b | 力覚センサーケーブル |
配線例2: RS6のみ
| 記号 | 説明 |
|---|---|
| a | ロボットコントローラーへ |
| b | 力覚センサーケーブル |
配線例 1, 2 とも、下記の結束部A, Bは、同梱のケーブルマウントと結束バンドを使用して固定します。その他の配線は、マニピュレーターの動作に応じてケーブルを固定してください。
A-Bの長さ (J4回転のための余長) :RS4 350 mm, RS6 410mm
| A-B | 結束部 |
上記配線例の場合、以下の範囲を目安に、マニピュレーターの動作を設定してください。
| J4 |
|---|
| + 180 deg |
| - 180 deg |
力覚センサーケーブルを、以下のコネクターに接続します。
- RS4 EthernetケーブルコネクターA
| 記号 | 説明 |
|---|---|
| A | ユーザコネクターA |
| B | ユーザコネクターB |
| a | ユーザコネクター (RJ45コネクター) |
- RS6 EthernetケーブルコネクターA (Ether1)、またはC (Ether2)
| 記号 | 説明 |
|---|---|
| A | ユーザコネクターA |
| B | ユーザコネクターB |
| C | ユーザコネクターC |
| a | ユーザコネクター (RJ45コネクター No1) |
| b | ユーザコネクター (RJ45コネクター No2) |
注意
- ケーブルは、保管時に、くせがつく可能性があります。十分注意してください。ケーブルの曲げ半径は、ケーブル直径の5倍以上(R=30mm以上)としてください。
- 下図のように、マニピュレーターの動作によっては、マニピュレーターにケーブルがこすれたり、引っぱられてしまう場合があります。 ケーブルを引き回すときは、特に注意し、マニピュレーターにケーブルが接触し、こすれたり、引っぱられたりしないように注意してください。
キーポイント
配線例2の場合は、内部配線ユニットの使用をおすすめします。
← ハンド メンテナンスパーツリスト →