マニピュレーター取付寸法

図の最大領域(R)は、ハンドの半径を含んでいます。ハンドの半径が80 mmを超える場合は、その半径を最大領域の外縁までの距離としてください。また、ハンド以外にも、アームに取りつけたカメラや電磁弁などが大きい場合は、それらの届く可能性のある範囲を含むように最大領域を設定してください。

マニピュレーター, コントローラー, 周辺装置などの設置に必要な面積のほかに、最低限、次のスペースを確保してください。

  • ティーチングのためのスペース
  • メンテナンス、点検のためのスペース(メンテナンスでは、カバーなどを開けるためのエリアが必要です。)
  • ケーブルのためのスペース

警告


マニピュレーターは、ワークを持った状態で、アームを伸ばし、ツールまたはワークの先端が側壁、および安全防護柵に届かない場所に設置してください。

ツールまたは、ワークの先端が側壁、および安全防護柵に届くと、非常に危険で重傷や重大な損害を負う可能性があります。

安全防護柵と、ツールまたはワークの距離は、ISO10218-2にしたがって設定してください。

停止時間と停止距離は、以下を参照してください。

Appendix C: 非常停止時の停止時間と停止距離

Appendix D: セーフガード開時の停止時間と停止距離

キーポイント


設置時には障害物との距離に注意してください。

M/Cケーブルの最小曲げ半径は以下をを参照してください。

LS50-C 仕様表

最大領域からセーフガードまでは、最低100 mmのスペースを確保してください。