PF_QtyAdjHopperTime

PF_QtyAdjHopperTime関数は、最適数のパーツを供給するために必要なホッパーの動作時間を計算します。時間は、特定時間内に供給されるパーツの数, 現在フィーダーのプラットフォーム上にあるパーツの概数, パーツに対する “パーツ領域”のキャリブレーション中に割り出された “最適パーツ数”の値から計算されます。PF_QtyAdjHopperTime関数は、ユーザーのコードの任意の位置で実行できます。例えば、動作前にパーツを供給するため、PF_Startステートメントより前に実行することが可能です。Part Feedingシステムでは、どのパーツグループがフィーダーに使用されるかを判断できません。1種類のパーツがフィーダー上を流れる場合、または4種類の異なるパーツがフィーダー上に同時に流れる場合などがあります。PF_QtyAdjHopperTimeをPF_Startよりも先に実行した場合、計算ではPartIDパラメーターによって指定されたパーツがプラットフォーム上の唯一のパーツとなると推測することしかできません。(そのPartIDの)Part Blobビジョンシーケンスのみが使用されます。PF_QtyAdjHopperTimeをPF_Startよりも後に実行した場合、Part Feedingシステムは、どのパーツがフィーダー上にあるかを把握できます。(パーツがPF_Startステートメントで指定されているため。) 供給されたPartIDのPart Blobビジョンシーケンスが、それぞれのパーツシーケンスとともに実行されます。複数のパーツが同時に流れている場合、システムは各種類のパーツが同数量あることが最適です。ただし、一部のケースでは、あてはまらない場合があります。例えば、パーツ#1の2倍の数をパーツ#2として持つことが望ましい場合もあります。この場合、ホッパーから必要な量のパーツを供給するため、ユーザーのコードではPF_QtyAdjHopperTime関数から返された算出時間をスケール (乗算、または除算)します。