XY関数

指定された座標値をポイントデータとして返します。

書式
XY(x座標要素, y座標要素, z座標要素, u座標要素 [, v座標要素, w座標要素])

パラメーター

x座標要素
x座標を実数値で指定します。
y座標要素
y座標を実数値で指定します。
z座標要素
z座標を実数値で指定します。
u座標要素
u座標を実数値で指定します。
v座標要素
v座標を実数値で指定します。垂直6軸型ロボット (Nシリーズを含む)用パラメーターで、省略可能です。
w座標要素
w座標を実数値で指定します。垂直6軸型ロボット (Nシリーズを含む)用パラメーターで、省略可能です。

戻り値
指定された座標値をポイントデータとして返します。

解説
付加軸(S軸, T軸)を使用していない場合は特別な注意は必要ありません。

Go XY (60,30,-50,45) というような使い方でロボットを指定の座標値へ動作させることができます。

付加軸 (S軸, T軸)を使用している場合は注意が必要です。

XY関数は付加軸を除いたロボットのポイントデータしか返しません。

Go XY (60,30,-50,45) というような使い方をした場合、ロボットは指定の座標値へ動作しますが、付加軸は動きません。付加軸も同時に動作させるようなケースでは Go XY (60,30,-50,45) : ST ( 10,20) のような指定をしてください。

詳細は、以下のマニュアルを参照してください。 "Epson RC+ ユーザーズガイド - 付加軸"

参照
JA, P# = ポイント指定 , ST関数

XY関数使用例

P10 = XY(60, 30, -50, 45) + P20