各部の名称と機能

表面

裏面

a: 非常停止スイッチ
非常停止用スイッチです。このスイッチを押すと非常停止状態をメカニカルホールド (機械的保持)するとともに、電気的にも保持します。このときプログラムは停止し、ロボットの各軸のモーターの励磁は切れ、ロボットシステムは、すみやかに停止します。
参照: 非常停止

b: 操作パネル
各種情報表示, 機能選択, 設定値の入力などを行います。

c: 操作キー
キーを操作して、ティーチングやコマンドを実行します。

d: モード切替キースイッチ
操作モード (TEACH*1 , AUTO)の切り替えキースイッチです。キーを抜くとモードを固定できます。
*1: テストモードの場合: T1、またはT2
プログラム実行中にモードを切り替えると、プログラムが停止します。
TEACHモードからAUTOモードへ切り替える場合は、ラッチ解除入力が必要です。
テストモードへのモード切り替えは、TEACHモードにした後、タッチパネル上の[テスト]タブをタップすることにより行います。
参照: 操作モード (TEACH, AUTO, TEST)

キーポイント


RC700-A/RC700-DがUL規格適合仕様の場合、T2モードを使用することはできません。

RC700-E/RC800-AがUL規格適合仕様の場合、T2モードを使用できます。

e: ハンドル
ティーチペンダントを持ち運ぶときや、別売りの壁取付金具に設置するときに使用します。
参照: 壁取付金具 (オプション)

f: イネーブルスイッチ
3ポジションのイネーブルスイッチです。TEACHモードでロボットを動作させる場合、スイッチを握りながらジョグキーを操作します。テストモードでロボットを動作させる場合も、イネーブルスイッチをオンの位置にします。スイッチの中間位置でオン、さらに握り込むとオフとなります。

g: 背面ハンドル
ティーチペンダントを持ち運ぶときや、操作するときに使用します。

h: USBポート
USBメモリーを使って、ソフトウェアをアップデートできます。
ソフトウェアの入手方法については、Epson Robot Software Installer ソフトウェアディスクの中の、以下のマニュアルを参照してください。
“Epson Robot Software Installer”
現在のソフトウェアバージョンを確認するには、以下を参照してください。
システム情報
ティーチペンダントのアップデート方法については、以下を参照してください。
ホーム画面
AUTOモードでは、キーボードやマウスを接続して、データの入力を簡単にすることができます。
AUTOモードでは、ティーチペンダントの画面のタップ操作がしづらい場合があります。
マウスやキーボードを接続して操作することを推奨します。
(以下、参考図)

i: メンテナンス用カバー
メンテナンス時に本カバーを開けます。