操作モードの概要
ロボットシステムには、3つのモード (TEACH, AUTO, TEST)があります。
TEACHモード | ロボットに接近し、ティーチペンダントを使用してポイントデータのティーチングや確認を行うためのモードです。 このモードでは、ロボットは、常にローパワー状態で動作します。 |
AUTOモード | ロボットシステムの工場稼動時の自動運転 (プログラム実行)を行うためのモードです。 このモードでは、セーフガードを開けた状態でのロボットの動作、プログラム実行は禁止されます。 |
TESTモード | T1:イネーブルスイッチを握り、セーフガードが開いている状態で、プログラム検証を行うモードです。安全規格に定義されている低速プログラム検証機能 (T1: 手動減速モード)です。 このモードでは、指定したFunctionを、マルチタスク/シングルタスク, マルチマニピュレーター, シングルマニピュレーターで、低速で実行できます。 T2:イネーブルスイッチを握り、セーフガードが開いている状態で、プログラム検証を行うモードです。 安全規格に定義されている高速プログラム検証機能 (T2: 手動高速モード)です。TEST/T1と異なり、高速でプログラムを検証することができます。 このモードでは、指定したFunctionを、マルチタスク/シングルタスク, マルチマニピュレーター, シングルマニピュレーターで、高速で実行できます。 |
キーポイント
RC700-A/RC700-DがUL規格適合仕様の場合、T2モードを使用することはできません。
RC700-E/RC800-AがUL規格適合仕様の場合、T2モードを使用できます。