Ethernetケーブル
LAN1もしくはLAN2コネクターに、Ethernet ハブ/スイッチ、またはロボットコントローラーに接続するためのEthernetケーブルを接続します。
- Ethernetケーブルには、カテゴリー5e (シールド有)以上を使用してください。
- Ethernetコネクターに、荷重がかからないようにケーブルを設置してください。
- Ethernetケーブルは、周囲のノイズ源からできるだけ離してください。
接続例1:
CV2とロボットコントローラーを同じサブネットに接続します。PCをUSBで接続する場合、PCのネットワーク設定はロボットコントローラーと合わせる必要はありません。
CV2をロボットコントローラー(LAN)にイーサーネットケーブルで接続します。接続はストレートケーブル、クロスケーブルのいずれも使用できます。
ロボットコントローラーとPCをUSBケーブルで接続します。
キーポイント
以下の接続は使用できません。
接続例2:
スイッチやハブを使用して、CV2, PC, ロボットコントローラーをすべて同じサブネットに接続します。
CV2とイーサーネットハブ/スイッチをイーサーネットケーブルで接続します。
コントローラーとイーサーネットハブ/スイッチをイーサーネットケーブルで接続します。
PCとイーサーネットハブ/スイッチをイーサーネットケーブルで接続します。
∗ロボットシステム運用時にカメラの処理画像をモニターしない場合、Epson RC+ 8.0を接続しないで使用することができます。
ヒント:
CV2のLAN1とLAN2はイーサーネットスイッチとして機能します。本接続例の場合、PCとロボットコントローラーをLAN1とLAN2にそれぞれ接続して使用することもできます。
注意
接続には、一般的なイーサーネットハブやイーサーネットスイッチが使用できます。ただし、工業用規格に準拠した製品、および耐ノイズイーサネットケーブル (STPケーブル)を使用してください。一般オフィス用製品やUTPケーブルを使用した場合、通信エラーなどが発生し、本来の性能が発揮できないことがあります。
接続例3:
CV2を複数のロボットコントローラーから使用することも可能です。
- カメラ, コントローラー, PCとイーサーネットハブ/スイッチをイーサーネットケーブルで接続します。
キーポイント
各ロボットコントローラーに転送するプロジェクトに、CV2で使用するプロジェクト番号を重複しないように設定する必要があります。CV2で管理する2つのプロジェクトは、それぞれ異なるカメラを使用する必要があります。
1台のカメラを、2台のロボットコントローラーで共有できません。この例では、各コントローラー向けに、2台のカメラを接続する必要があります。
設定方法は以下を参照してください。
"Epson RC+ユーザーズガイド - プロジェクト設定"