モニターメイン画面

メイン画面のレイアウト

システム起動後、メイン画面はモニターに全画面表示されます。

タイトルバーには、モデル名, ファームウェアのバージョン, IPアドレスが表示されます。

初期設定では、ディスプレイモードは “None”に設定されています。

フロントパネルのSTATUS LEDとERROR LEDの状態がタイトルバーの下に表示されます。

[Configure...]ボタンより、コンパクトビジョンシステムのIPアドレス設定や、画面の設定などを行うことが出来ます。

下の画面は、2つの画面を表示する設定 (後述の[Number of Video Diplays]を2に設定)を行った例です。

このように画面を表示する設定にした場合、画面表示領域の上方には、選択しているプロジェクトやカメラの設定が表示され、下方にはZoomの設定とLive Videoのチェックボックスが表示されます。Zoom設定とLive Videoチェックボックスの機能は以下の通りです。

  • Zoom

    ドロップダウンリストからズームレベルを選択できます。ズーム画像がすべて表示できない場合、スクロールバーが表示され、垂直および水平に移動することができます。

  • Live Video

    カメラのライブ映像を表示する場合にチェックを入れます。

    [Live Video]はプロジェクトの選択にかかわらずチェックできます。また、シーケンスが選択され実行されるとき、シーケンスの実行結果が表示されますが、[Live Video]がチェックされている場合、シーケンスの実行結果が表示された後にライブ映像が表示されます。

    [Live Video] チェックボックスをチェックすると、ロボットコントローラー、またはEpson RC+からのVisionコマンド実行が遅れてしまいます(警告ダイアログが表示されます)。[Live Video]をチェックする場合にはご注意ください。

キーポイント


コンパクトビジョンシステムの電源投入時にCV2内にプロジェクトが存在しない場合、[Number of Video Diplays]はNoneに設定されます。

ビデオの表示

Epson RC+、またはロボットコントローラーをカメラに接続し、モニターのConfiguration画面でプロジェクトを選択すると、Epson RC+、またはロボットコントローラーからシーケンスを実行した場合のみビデオが更新されます。

この場合、RC+でライブ設定になっていないと、モニターのビデオはライブ映像になりません。ライブ映像を見るには、[Live Video]チェックボックスをチェックし、使用したいカメラを選択します。

シーケンス画像もEpson RC+と同じように表示されます。例えば、Epson RC+のVision Guideウィンドウでシーケンスを実行すると、関連するプロジェクト, カメラ, シーケンスを選択している場合、同じ画像がモニターに表示されます。

キーポイント


モニターでライブ映像を表示しながら ([Live Video]にチェック)Epson RC+もシステムを使用すると、モニターとEpson RC+の両方へ画像を取得するため画像処理が遅くなります。[Live Video]チェックボックスをチェックするのは、Epson RC+に接続せずにモニターからカメラを確認するためです。快適にお使いいただくには、モニターするプロジェクトを各1つ選択し、設定を保存してください。モニターディスプレイを使用しない場合は、[Display Mode]をNoneにし、設定を保存します。