終端抵抗のはずれ, ケーブル断線, コネクター, 信号線の抜け

  1. 終端抵抗が、ネットワークの両端に接続されていることを確認します (合計2個)。

  2. 全機器電源をOFFします。

  3. 不在スレーブ部で信号線間 (A1, B1)の抵抗値をテスターで測定します。
    信号線間の抵抗をテスタで測定

    記号 説明
    a テスター
    測定値 判定
    0 Ω 短絡あり
    100 Ω未満 終端抵抗が3個以上
    100 ~ 120 Ω 正常
    120 Ω以上 異常 (断線, 信号抜け, 終端抵抗が1個以下)
  4. 問題位置の特定方法

    • 片側の終端抵抗をはずします。
      (終端抵抗が接続されている部分の抵抗値は、220 Ωです。)
    • 各ユニット、分岐タップ部分で抵抗値を測定します。
    • 抵抗値が220 Ω付近から大きく変化する部分が問題位置です。
    • 問題位置を発見したら、コネクターの接続状況、使用ケーブルの状況を確認します。

処理フロー

* 参照先一覧

記号 参照先
1 コネクター、信号線のゆるみ