ノイズ侵入

以下の対策を実施時、異常発生状況の変化を確認してください。

  • FG線の接地

    通常の接地方法:ケーブルの外皮をむいて接地します。

    記号 説明
    a 外皮を剥いてFGクランプで固定
    b ネットワーク終端の場合は、終端抵抗をON
    c 盤の中板などに、ねじ止めして接地

対策I: FGを強化します。

記号 説明
a 外皮を剥いてFGクランプで固定
b 等電位線
c アースねじ
d スレーブデバイス

対策II: FGを接地せず、浮かせます。

接地ラインからノイズが侵入してくる可能性がある場合には、信号ケーブルのシールド線を接地 (a)せずに浮かすことで、ノイズの侵入を抑制します。 (周囲にインバーターなどのノイズ源が存在する場合など。)

  • 通信ケーブルからの誘導ノイズ
    PROFIBUS DP通信線と、その他の線 (特に動力線)を分離します。
    *動力線とは、300 mm以上離します。

    現状調査では、誘導ノイズを受ける可能性のある部分を、別ケーブルでバイパスさせて配線します。誘導ノイズの影響を受けない状態で通信させて、異常の発生状態を確認します。