RS-232C基板

RS-232C基板について

2ポート以上のRS-232Cで外部機器と通信を行うには、RS-232C基板をオプションスロットに装着する必要があります。
RS-232C基板は、1枚につき2ポートを拡張することができます。RS-232C基板は最大2枚、4ポートまで拡張できます。

ポート番号
ポート番号は、以下のように割りあてられます。

ポート番号 対応するハードウェア
#2, #3 RS-232C基板 1枚目
#4 ,#5 RS-232C基板 2枚目

基板の設定 (RS-232C)

基板外観

スイッチとジャンパーの設定
DSW1, DSW2, JMP1を設定します。
CN3は、すべてオープンです。

1枚目 2枚目

Epson RC+ での確認 (RS-232C)

RS-232C基板をコントローラーのオプションユニットに装着すると、コントローラーのソフトウェアは自動的にRS-232C基板を認識します。したがって、ソフトウェア設定は必要ありません。
正しく認識されたことはEpson RC+の画面で確認することができます。

  1. Epson RC+ メニュー-[セットアップ]-[システム設定]を選択し、[システム設定]ダイアログを表示します。

  2. [RS-232]-[コントローラー]を選択します。

通信設定 (RS-232C)

使用可能な通信設定は以下のとおりです。

項目 仕様
通信速度 110, 300, 600, 1200, 2400, 4800, 9600, 14400, 19200, 38400, 57600, 115200
データビット長 7, 8
ストップビット長 1, 2
パリティー 奇数, 偶数, なし
ターミネーター CR, LF, CRLF

ロボットアプリケーションからのRS-232C通信機能の使用方法については、以下のマニュアル、またはオンラインヘルプを参照してください。
"Epson RC+ ユーザーズガイド - RS-232C通信"

通信ケーブル (RS-232C)

通信ケーブルは、お客様が用意してください。

コネクター名 規格

RS-232Cコネクター

(コントローラー側)

D-Sub 9ピン オス

嵌合固定部 #4 - 40

キーポイント


ケーブルはツイストペアのシールド線を使用してください。

ノイズ対策のためにシールドはフードにクランプしてください。

RS-232Cコネクターのピンアサインは次のとおりです。

ピン番号 信号 機能 信号の方向
1 DCD キャリア送出 入力
2 RXD 受信データ 入力
3 TXD 送信データ 出力
4 DTR データ端末レディー 出力
5 GND シグナルグランド
6 DSR データセットレディー 入力
7 RTS 送信要求 出力
8 CTS 送信許可 入力
9 RI 被呼表示 入力