EdgeCameraXYU リザルト
プログラム実行中のみ
適用
ビジョンオブジェクト: ArcFinder、LineFinder
解説
検索中に検出したエッジのCameraX、CameraY、Angle位置座標を返します。
用法
VGet Sequence.Object.EdgeCameraXYU(result), found, xVar, yVar, uVar
- Sequence
- シーケンス名かシーケンス名を示す文字列変数
- Object
- オブジェクト名かオブジェクト名を示す文字列変数。オブジェクトは指定されたシーケンスに存在していなければなりません。
- found
- エッジが検出されたかどうかを示すBoolean型変数
- xVar
- エッジのX座標位置を示す実数変数
- yVar
- エッジのY座標位置を示す実数変数
- uVar
- カメラ座標系に対するエッジサーチラインの角度(回転)位置を示す実数変数
- result
- エッジリザルト番号
値
- found: TrueまたはFalseのBoolean値
- xVar: mm単位で示す実数
- yVar: mm単位で示す実数
- uVar: 度単位で示す実数
詳細説明
LineFinderとArcFinderは複数のエッジでラインや円弧を検出します。EdgeCameraXYUで各エッジのカメラ座標における位置リザルトを取得できます。
CurrentResultプロパティーは、エッジリザルトを取得するLineFinderリザルトに設定する必要があります。エッジリザルトの数はNumberOfEdgesプロパティーと同じです。
カメラ座標系はmm単位でキャリブレーションされるので、xVarおよびyVarはmm単位で返されます。uVarは度単位で返されます。
EdgeCameraXYUリザルトは、あらかじめキャリブレーションされているビジョンシーケンスでのみ算出されます。キャリブレーションされていないビジョンシーケンスで、VGetを用いてEdgeCameraXYUリザルトを取得しようとした場合、エラーになります。
EdgeCameraXYUリザルトは有効なキャリブレーションデータがビジョンシーケンスのCalibrationプロパティーに設定されている場合のみ算出されます。キャリブレーションが完了していない場合やCalibrationプロパティーが設定されていない場合、EdgeCameraXYUリザルトはエラーになります。
EdgeCameraXYUリザルトはプログラム実行中のみ利用できます。
参照
ArcFinderオブジェクト, EdgePixelXYU リザルト, EdgeRobotXYU リザルト, LineFinderオブジェクト
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