ModelWinHeight プロパティー
適用
ビジョンオブジェクト: Correlation、Geometric、ImageOp、OCR
解説
モデルウィンドウの高さを定義します。
用法
VGet Sequence.Object.ModelWinHeight, var
VSet Sequence.Object.ModelWinHeight, value
- Sequence
- シーケンス名かシーケンス名を示す文字列変数
- Object
- オブジェクト名かオブジェクト名を示す文字列変数。オブジェクトは指定されたシーケンスに存在していなければなりません。
- var
- プロパティーの値を示す整数変数
- value
- プロパティーの新しい値を示す整数または式
値
10から「サーチウィンドウ高さ」までの整数値(単位:ピクセル)
OCRのみ10から256の整数値(単位:ピクセル)
詳細説明
モデルウィンドウはサーチウィンドウ中に設定できます。
Correlation、Geometric、ImageOp、OCRオブジェクトには、教示されるモデルの位置とサイズを定義する長方形のモデルウィンドウがあります。ModelWinHeightプロパティーは、モデルウィンドウの上下どちらかの辺をドラッグすると自動的に設定されます。
モデルウィンドウが大きいと教示モデルも大きくなり、結果としてオブジェクトの実行時間が長くなります。
ModelWinHeightプロパティーは、Vision Guideのプロパティーリストから直接数値入力でも、SPEL+言語からでも設定することができます。また、モデルウィンドウの上下どちらかの辺をクリックし、縦にドラッグして設定することもできます。
プロパティーリストから設定する場合、ModelWinHeightプロパティーの設定値フィールドをクリックし、値を入力します。カーソルを設定値フィールドからはずすと、ModelWinHeightは、関連するビジョンオブジェクトに合わせて自動的に調整されます。
参照
「Vision Guide－ビジョンオブジェクトの基本事項」, Correlationオブジェクト, Geometricオブジェクト, ModelOrgAutoCenter プロパティー, ModelOrgY プロパティー, ModelWin プロパティー, ModelWinLeft プロパティー, ModelWinTop プロパティー, ModelWinWidth プロパティー, OCRオブジェクト