ModelWinLeft プロパティー

適用
ビジョンオブジェクト: Correlation、Geometric、ImageOp、OCR

解説
モデルウィンドウの最左端の左座標を定義します。

用法

VGet  Sequence.Object.ModelWinLeft, var
VSet  Sequence.Object.ModelWinLeft, value

Sequence

シーケンス名かシーケンス名を示す文字列変数

Object

オブジェクト名かオブジェクト名を示す文字列変数。オブジェクトは指定されたシーケンスに存在していなければなりません。

var

プロパティーの値を示す整数変数

value

プロパティーの新しい値を示す整数または式

値
0から「画像イメージ幅」までの整数値(単位:ピクセル)

詳細説明
モデルを使用して検索パターンを定義できるビジョンオブジェクトは、Correlation、Geometric、ImageOp、OCRの2つのオブジェクトだけです。ModelWinLeftプロパティーは、これら2つのオブジェクトに対して適用されます。モデルウィンドウはサーチウィンドウ中に設定できます。

Correlation、Geometric、ImageOp、OCRオブジェクトには、教示されるモデルの位置とサイズを定義する長方形のモデルウィンドウがあります。ModelWinLeftプロパティーは、モデルウィンドウ全体を新しい位置にドラッグするか、モデルウィンドウの最左端をドラッグしてサイズ変更すると、自動的に設定されます。

ModelWinLeftプロパティーは、Vision Guideのプロパティーリストから直接数値入力でも、SPEL+言語からでも設定することができます。また、モデルウィンドウのいずれかの辺をクリックし、ドラッグして設定することもできます。

また、モデルウィンドウの最左端の縦辺中央にあるハンドル(小さい四角形)をクリックすると、マウスポインターが両側矢印に変わります。そこで、モデルウィンドウの最左端の縦辺をドラッグするとモデルの大きさが変化しますので、設定したい位置でマウスボタンを離します。

プロパティーリストから設定する場合、ModelWinLeftプロパティーの設定値フィールドをクリックし、値を入力します。カーソルを設定値フィールドからはずすと、ModelWinLeftは、関連するビジョンオブジェクトに合わせて自動的に調整されます。

参照
「Vision Guide－ビジョンオブジェクトの基本事項」, Correlationオブジェクト, Geometricオブジェクト, ModelOrgAutoCenter プロパティー, ModelOrgX プロパティー, ModelOrgY プロパティー, ModelWin プロパティー, ModelWinHeight プロパティー, ModelWinTop プロパティー, ModelWinWidth プロパティー, OCRオブジェクト