Dist_Levels プロパティー
適用
フォース動作制限オブジェクトFMR#
解説
移動距離の下側閾値と上側閾値を設定、または返します。
即時実行
いいえ
用法
FGet Object.Dist_Levels, rArray()
FSet Object.Dist _Levels, rValueL, rValueU
- Object
オブジェクト名
オブジェクトは、FMR(数値), FMR(ラベル)のどちらかとして指定します。 - rArray()
プロパティーの値を示す要素数が、2以上の実数配列変数 - rValueL
プロパティーの新しい値を示す実数値、または式 - rValueU
プロパティーの新しい値を示す実数値、または式
値
rArray()
要素番号 | 要素番号定数 |
---|---|
0 | FG_ LOWERLEVEL |
1 | FG_ UPPERLEVEL |
rValueL (単位: [mm])
値 | |
---|---|
最小値 | 0(デフォルト) |
最大値 | 20000 |
rValueU (単位: [mm])
値 | |
---|---|
最小値 | 0 |
最大値 | 20000(デフォルト) |
詳細説明
Dist_Levelsは、移動距離の下側閾値と上側閾値を設定、または返します。
rValueLが下側閾値です。rValueUは、上側閾値です。rValueL < rValueUの関係となるようにしてください。
エラーチェックや作業完了条件などに使用します。
使用例
移動距離が下側閾値以下、上側閾値以上だとエラー停止させる例です。
Function SettingLevels
FSet FMR1.Dist_Enabled, True
FSet FMR1.Dist_Polarity, FG_OUT
FSet FMR1.Dist_Levels, 0, 100
Trap 1, FMR1 Call ForceError
Fend
Function ForceError
AbortMotion All
Fend
参照
フォース動作制限オブジェクトFMR#