自己署名証明書の作成

  1. コントローラー情報一覧のチェックボックスから、設定を行うコントローラーを選択します。

  2. ホーム画面メニュー - [証明書] - [作成/保存] - [自己署名]を選択します。

    [Self signed]ダイアログが表示されます。

  3. [Self signed]ダイアログにて、各項目の値を設定します。

    項目 内容 記入例
    コモンネーム

    コモンネームを入力します。

    初期値は[EpsonRC.コントローラーのシリアル番号.IPアドレス]です。 (初期値はOPC UA ServerのApplication Nameと同じです。変更した場合は、名前が一致しないため、OPC UA Clientからの接続時に警告が表示される場合があります。)

    EpsonRC.SN0000123.192.168.010.001

    国名を、ISO 3166-1 alpha-2に従って入力します。

    具体的には半角英字大文字2文字で表現します。

    JP
    都道府県 都道府県を入力します。

    半角英字が入力可能です。

    Nagano
    市町村郡 市町村郡を入力します。

    半角英字が入力可能です。

    (city)

    Azumino

    組織名 組織名を入力します。

    半角英字と以下の記号が入力可能です。

    "_","."

    (company)

    Epson

    鍵長

    生成する秘密鍵のサイズを選択します。[Basic Setting]で選択した通信暗号化方式によって、選択できる鍵長は異なります。

    • None: 2048(bit)
    • Basic256: 1024/2048(bit)
    • Basic128Rsa15: 1024/2048(bit)
    • Basic256Sha256: 2048/4096(bit)
    • Aes128Sha256RsaOaep: 2048/4096(bit)
    • Aes256Sha256RsaPss: 2048/4096(bit)
    -
    有効期限 (年) 作成する自己署名証明書の有効期間を選択します。1~10年までの期間を選択できます。 -
  4. [作成/保存]ボタンをクリックします。

    サーバーの設定を行うために、サーバーを停止し、上書きしてよいか確認するダイアログが表示されます。

    処理を続行する場合は[OK]ボタンをクリックします。自己署名証明書の作成, 登録が行われます。

    [キャンセル]ボタンをクリックすると証明書の保存は中止されます。

    作成された自己署名証明書のバックアップを自動で行う場合は、[アプリケーション設定]にて設定してください。

    詳細は、以下を参照してください。

    バックアップの設定

  5. 自己署名証明書作成の処理中は、以下のようなダイアログが表示されます。

    [キャンセル]ボタンをクリックすると、中断処理を行うか確認するダイアログが表示されます。

    [OK]ボタンをクリックすると、自己署名証明書作成処理は中断されます。すでに処理が完了したコントローラーの自己署名証明書は取り消されません。

  6. 自己署名証明書作成処理が完了すると、以下のようにダイアログが表示されます。

    [OK]ボタンをクリックします。

キーポイント


コントローラー複数選択時の注意事項:

  • CNはユーザー編集ができません。
  • CN以外の入力値は、すべてのコントローラーの証明書に適用されます。
  • 作成する自己署名証明書はCN以外同じ内容となります。