終端抵抗のはずれ, ケーブル断線, コネクター, 信号線の抜け
終端抵抗が、ネットワークの両端に接続されていることを確認します (合計2個)。
通信電源をオフします。
不在スレーブ部で"CAN_H, CAN_L"間の抵抗値をテスターで測定します。
信号線間の抵抗テスターで測定
記号 説明 a テスター b 白 (CAN_H) c 青 (CAN_L) 測定値 判定 0 Ω 短絡あり 50 Ω未満 終端抵抗が3個以上 50 ~ 70 Ω 正常 70~120 Ω 異常 (幹線: 断線, 信号線抜け) 120 Ω以上 異常 (支線: 断線, 信号抜けあるいは 幹線:断線, 信号線抜け→ CAN_H/CAN_L 両方)
問題位置の特定方法
- 片側の終端抵抗をはずします (終端抵抗が接続されている部分の抵抗値は、120 Ωです)。
- 各ユニット、分岐タップ部分で抵抗値を測定します。
- 抵抗値が120 Ω付近から大きく変化する部分が問題位置です。
- 問題位置を発見したら、コネクターの接続状況、使用ケーブルの状況を確認します。
処理フロー
* 参照先一覧
| 記号 | 参照先 |
|---|---|
| 1 | コネクター、信号線のゆるみ |