停止時間と停止距離の測定に役立つコマンドの紹介

コマンド 機能
Where ロボットの現在の位置データを表示します。
RealPos

指定したロボットの現在の位置を返します。

CurPosの動作目標位置とは異なり、実際のロボットの位置をエンコーダーからリアルタイムで取得します。

PAgl

指定した座標値から関節位置を計算して返します。

P1 = RealPos ‘現在の位置を取得

Joint1 = PAgl (P1, 1) ‘ 現在の位置から、J1の角度を求める

SF_RealSpeedS 速度監視点の現在速度をmm/sで表示します。
Tmr Tmr関数は、タイマーがスタートしてからの経過時間を、単位秒で返します。
Xqt

ファンクション名で指定したプログラムを実行し、タスクを生成します。

停止時間と停止距離の測定に利用する関数は、NoEmgAbortオプションを付けて立ち上げたタスクで実行してください。非常停止とセーフガード開でも停止しないタスクを実行できます。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

“Epson RC+ SPEL+ ランゲージリファレンス“