概要

弊社のVision Guideではなく、一般に市販されているビジョンセンサーや画像処理システムを使用する場合、画像処理結果 (イメージ画像座標系, カメラ座標系)と、ロボット座標系とのキャリブレーションを行う必要があります。本章ではそのキャリブレーション方法について説明します。

キャリブレーションに関する各コマンドや関数と、データやファイルの動作イメージを以下に示します。

ビジョンキャリブレーションデータは、以下の手順で作成します。

  1. カメラ設置
  2. キャリブレーション用の画像処理シーケンス作成 (各ビジョンセンサー内)
  3. キャリブレーション用のロボット位置教示を必要場所で実施
  4. 必要な位置で画像処理を実施し、画像処理結果を保持
  5. キャリブレーション実行 (VxCalibコマンド)
  6. キャリブレーションデータ保存 (VxCalSaveコマンド)

キーポイント


弊社のVision Guideオプションを使用する場合は、"Vision Guide マニュアル"を参照してください。Vision Guideオプションでのキャリブレーションは、ウィザードで簡単に設定できます。

注意


市販ビジョンセンサーの通信設定や使用方法などに関するご質問などは、弊社では対応できません。各メーカーへ直接お問い合わせください。