Calibration プロパティー
適用
ビジョンシーケンス
解説
ビジョンシーケンスで使用するカメラキャリブレーション名を設定、または返します。
用法
VGet Sequence.Calibration, var
VSet Sequence.Calibration, value
- Sequence
- シーケンス名かシーケンス名を示す文字列変数
- var
- プロパティーの値を示す文字列変数
- value
- キャリブレーション名かキャリブレーション名を示す文字列または式
値
キャリブレーション名を示す16文字以内の文字列
デフォルト: None
詳細説明
ビジョンアプリケーションでは、ロボット座標系やカメラ座標系のために、適正なリザルトを演算するキャリブレーションが必要です。Calibrationプロパティーは、ビジョンシーケンスで使用するカメラキャリブレーションを指定します。プロパティーリストのCalibrationプロパティーには、登録されたキャリブレーションがすべて表示され、そこから現在のシーケンスに使うキャリブレーションを選択することができます。
通常、各ビジョンシーケンスは1つのキャリブレーションデータを使用します。しかし、1つのシーケンスにいくつかの異なるキャリブレーションデータを使用したい場合は、ビジョンシーケンスを実行する前に、SPEL+言語からそのシーケンスのCalibrationプロパティーを設定しておきます。例えば、Calib1でTestというシーケンスを起動したのち、Calib2で再びTestシーケンスを実行するには、次のように行います。
VSet test.Calibration, calib1
VRun test
VSet test.Calibration, calib2
VRun test
参照
ビジョンキャリブレーション, ビジョンシーケンス